認知症の母の服のこだわり

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こんにちは。今日は認知症母の服のこだわりについてお話しします。そして認知症が悪化してくると服装とかどうなるのかなどお話ししたいと思います。

認知症母の服のこだわり

認知症になってから母は服の概念がなくなってしまった

肌触りも大事

重たいと感じる服は着ない

地味な服は好きじゃない

汚いとかの概念がないからずっと同じ服を着続けるようになる

普段着で寝るし、部屋着のまま勝手に外出してしまう

妖怪ばあばになった時は、夜間2回ほど下着だけで家を出ちゃったこともある

ひどいと肌着がアウターの外にきていることもある

最近では下着が洗濯に出なくなってきて。。。。

ってことは毎日下着を交換していない

こっちが事前に準備しても着てくれるとは限らない

更衣に介助が必要ないのはある意味いいことだけど

ある意味大変

交換できるタイミングがなかなか難しい

我が家の認知症母の対応で一番大事なのが機嫌

機嫌が全てだから、

服装が多少変でも機嫌が悪くならないようにする方が大事

これは田舎の特権かな

服装が変でも目立たない

そしてよっぽど問題がない限り、他人は他人に干渉しない

多少汚くても気づかれない

そうやって考えると、少し許容できる範囲が広くなるから

最低限のラインを越えなきゃ細かいことは気にしないほうがお互いのためだと気づく

母の服装

母の服装のおかしなところ

  • 部屋着と普段着の区別がつかない
    →部屋着をなるべく外出に着ても違和感のないものに変更
    →娘の昔の服も着るため実家の古い服は全て処分
  • 気に入ると夏でもニットの帽子を被る
    →季節に合わないものは全て隠すもしくは破棄
  • 汚れている服は気にならない
    →父も無頓着なため、娘が適宜帰省したときに洗濯
  • パジャマで徘徊してしまう
    →機嫌が良い時はなるべく気にならないように普段着に進める
    →機嫌が悪い時は逆効果になるため気にしない
  • 肌着も服も区別がつかなくなる
    →これはなるべく指摘する
    →機嫌が悪い時は何もできないため諦める
  • 父の服もサイズが大きくても着てしまう
    →見た目が問題なければこのまま
  • 靴下の左右の柄が違っても気づかない
    →機嫌が良くても悪くてもこれは気にならないため、靴下を全て同じ色で統一して購入

こんな感じで、大体は多めに見ながら、側から見ておかしい時だけなんとかするようにしてます

ディサービスが始まってからの服装のこだわり

そんな服装に無頓着な母だけど

ディサービスを始めてからいい刺激になりました。

なんせ他人の目があること!!

これにより母は服装は分からないけど、気にするようになりました。

ディサービスの前日から服装の準備をひどいと2時間かけて調整

(ほとんど同じことの繰り返し。準備したものを忘れてまた準備し直すの繰り返し)

コーディネートを父や、娘が帰省中は娘に依頼するようになりました

だから、ディサービスって色々な意味で認知症の母にはいい刺激になる

規則正しい生活、服装を気にする

だから認知症で要介護認定を受けてたら、

ディサービスなどの活用はいい刺激になるのでおすすめです

認知症母の服装見本

向かって右が母

クーラーが利きすぎて寒いって

どこからか暖かそうな服を見つけて着てる

それが冬用の肌着だったりする

しかも服の上に着ても、おかしいのが分からない

この日はどこにも出かける予定ないから

特に指摘せずそっとしておく

指摘して機嫌が悪くなっても困るし

混乱して服装に固執しても困るし

そんな感じ

これは左右違う靴下

母が認知症になって、

洗濯した靴下のペアを作りやすいように

全部違う色、柄で買った結果がこれ

今は父とも被らない色で

全部同じ色の靴下に変更

そうすれば一個無くなってもなんとかなる

色々経験して学んでいく

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