認知症母 1/2の確率の服装

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ちーたむ
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最近の休日の母は肌着か服かの区別が難しい。表か裏かも怪しい。当たるか当たらないか、運になってきた。

最近の母の服装

以前のブログで母の服装について記載した認知症の母の服のこだわりから
かれこれ1ヶ月半
今の母の服装は少しずつ悪くなってる
問題は入浴後から起床にかけての判断が悪いのが原因かもしれない

先日実家に帰省した時の水曜日の夜
入浴後、多分体が暖かくて薄着で良いと思ったみたい
その結果、肌着だけけど4枚着てた
でも、何回言ってももう寝るだけだからって寝ちゃった
そして、翌朝、
母、起床して部屋を出て左に進んでくれたらリビングやトイレとかの方向なんだけど
なぜかいつも右に進んで玄関から外に出ちゃう
母、肌着4枚の重ね着で玄関を箒で掃除してた
肌着はレースもついてるし、薄ピンクやらベージュやら明かに肌着
指摘したけど。。。
母「まだどこにも行かないからいいの」って拒否
そのまま外を掃除してた

だから朝ごはんを急いで準備して
朝ごはんの声をかけて家に入ってもらったけど
今度は、靴下片方履いて無かった・・・
片方裸足で、片方は厚手の靴下
母にとっては気にならなければ違和感は無いらしい
急いでベッドの中を探して靴下の片方を母に渡して履いてもらった
多分、靴下履いたまま寝ちゃって、暑くなって片方脱いだのかな

確率に賭ける

もう、母の服装は1/2の確率
正しいか、正しくないか
肌着を着るか、服を着てくれるか
右足の靴下を履いてくれるか、履いてくれないか
左足の靴下はどうか・・・
そして、完璧に見えても今度は前後ろが逆なのも増えてきた
そもそも前にしか柄がなければ良いんだけど
全体に柄のついたのは、前後を気にしなくなっちゃった
前後の着方も1/2の確率
母の服装はある意味賭け
成功を祈るのみ
失敗して、指摘して着替えてくれることもあれば
プライドを傷つけられ怒って人格が変わるリスクもある
さらに悪いと徘徊に行ってしまうか部屋に篭っちゃうから
毎日が賭け

母の服装選び

時々母の部屋は寝る時間になっても電気がついたままの時がある
覗きにいくと
1人で必死に翌日のディサービスの服装選び
選んだかと思えば、すぐ忘れちゃいからまた選ぶの繰り返し
こちらが気づかないと1時間くらいずっと選び続ける
声をかけて安心させて、寝てもらう

気にしないと1/2の確率でおかしな服装になるし
気にし出すと他人が介入しない限りずっと服選び
この中間にいてくれれば良いのに
両極端な母は本当に難しい

下着の交換

お風呂が自立している分
下着の交換は不明だけど
ほとんど洗濯に出てこないからどうしてるのか謎
肌着は4枚着てても出かける時には2枚に減らして
残りの2枚は、すかさず取って洗濯機に入れておくけど
パンツだけは、母の恥じらいがあって交換できない
しかもお風呂の時に交換してるって言ってるし
でも、肌着を変えてないように見える割には
体臭が全然無いから大丈夫なのか?
体臭や悪臭が出てきたらの対策まで
何か手探りでやっていくしか無い

服選びの対策

私たちができる母への対策は
とにかく来て欲しい服装はみんなで褒める
そうするとそればっかり選ぶけど
母の迷いを少しでも減らしてあげる
そして、時々洗濯してきれいにする
母ぐらいの歳になると、服は数日着ても気にしなくなった
なんせ、母は臭く無いから大丈夫だと思うようになってしまった
できれば毎日違う服着てほしいし
できれば服のまま寝てほしく無いけど
これを正しい方向に持っていくのもある意味賭け
機嫌よく着替えてくれれば一番いいけど
これも1/2の確率

認知症母の服装選びは、
自分自身の感度も低くしないとやっていけない
化粧して、綺麗で、清潔感のある母を期待したいけど
せめて肌着で出歩かないようにすることが目標になる時もある
靴下は左右の色が違っても、見えなきゃ良いの状態になってきた
肌着の交換はいつされてるか不明だけど汚くなければ良い
できるだけ良い状態ではなく
最低限ちゃんとした格好
そんな感覚に襲われる
そう言っても、まだきちんとできてる状態
でも、徐々に悪くなってるのも事実
これから夏になってくるけど
どうなることやら・・・



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