認知症母、デイサービスに行った方法

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ちーたむ
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母は認知症の病識がないし、料理とか家事もできないけど一人で生活できると思ってる。そして多くの人と交流するより自分の時間を好むタイプ。むしろ交流を嫌うタイプ。そんな母をデイサービスに通ってもらった我が家の方法を紹介。

母の性格

母は認知症発症してるけど、トイレや食事の直接介助は必要ない
だから、食事の準備とか介助はしても
服の選定は無理だけど、更衣とかも含めて直接的なことは自分でできる
そして、コミュニケーションも、認知機能は悪いけどできる
そして、多趣味が自慢だったけど、
基本的に単独でやる趣味が好き
寧ろワイワイしたりするのが超絶嫌い
家に友人を呼んだりすることもなかった

でも、認知症が悪化して
時間の感覚がなくなって
以前に書いたけど嫉妬妄想とか始まって
母は父の職場をウロついたり常に父の行動を監視してたり
大変だった
多くの趣味も全てなくなってしまったし
毎日何もしていない
気が向けばホウキとちりとり持って掃除しだしたりするけど
その範囲はちょっと心配になるくらい
家以外の公道までどんどん進んで行ってしまう
毎日のルーチンというわけではなく
目についたからやる感じ
人との交流もしてほしいし
父の疲弊も強かったので
ディサービスを利用することに。

でも、認知症の病識の無い母
人との交流が嫌いな母
ディサービスなんて行くわけがない
ケアマネさんも来てくれて
「せっかく介護保険のお金払い続けてたんだから使わないと勿体無いですよ」
とか、決して認知症とかではなくて、
高齢者の体力維持のために必要、
サービス使えるんならもったいないよ的な感じのアプローチをしてくれた
でも、母は一切拒否
「また伺いますね」っていうケアマネさんに
「もういいです」って普通に怒るわけでもなく拒否
ケアマネさん帰ってからは
「私はもう会わない」って。
嫌いとかそういうのではなくて
会う必要が無いと認識してしまった感じ。
ディサービスに行かせられないって同じ悩みを持ってた人が
「入院とかしたら、退院後理由つけてディサービスとか行けるけど、
そうじゃなきゃ無理だよねー」って言ってたことに納得しちゃった。
そんくらい、普通に納得して行ってもらうのは無理なこと。

デイサービスに行った方法

そんな母がディサービスに行けた方法は
「ボランティアをお願いされたけど、手伝ってもらえないか」っていう相談
これは、ある意味ケアマネさんの提案でもある
母はもともと看護師で人のために何かするのは嫌いじゃない
そして、父も仕事してるし
自分を70代だとは認識してない
だからボランティアを断る理由があんまりない。
娘たちも「ボランティア始めるなんてすごいねー」って気持ちを持ち上げたりもした
まずは週2回のお願いという話を持って行った。
快諾ではなかったけどそんな感じでディサービスが始まった
そして、今は行きたく無いとか、体辛いから休みたいということはあっても
お迎えの人が来るとディサービスに行くようになった。

最初は「今日はボランティアの日だね」とか言ってたけど
慣れ出した時に、ディサービスの人に
そろそろボランティアだと言わないようにしてほしいと言われたので
それからは施設名を言うようにして、
ボランティアに行ってるって認識を減らすようにしてる
母は今でも仕事に行ってると思ってるけど
私たちはそう言わないようになった
ゆくゆくショートステイや施設など考えると
ディサービスに行ってる認識に持っていけるといいのかな??

ディサービスに行ってよかったこと

ディサービスに行き出して、運動したりすることに
母は嫌だ嫌だと言ってくる
でも、なんだかんだ言って退屈しないから良いのかもしれない
自分の時間はないけど明らかに母は少し明るくなった
やっぱり人との交流は大事なんだね

でも、70代だと思ってない母は
ディサービスに行くと
「おじいちゃんおばあちゃんばっかりや」って
自分ももれなく該当してるけど、その認識がない
幸い、看護師時代の顔見知りの人もいたみたいで
その人もボランティアに来てると思ってるから
受け入れがすんなりできた理由の一つ
なんでも率先して頑張る見たい
そして体力が有り余ってるから運動機能とかはすごく良いらしい
野菜の収穫とかもさせてくれるから、
田舎育ちの母にあってるディサービスに入れて良かった

コミュニケーションでも変化が出てきた
同じ利用者さんとかの他人の話は一切ないけど
私たちの知らない日常の会話を自分からするようになった母は明かに違う
なんていうか、自分から発する話題ができた感じ
今日は重いものを持たされた(運動)、とか
今日は100人くらいの人とご飯食べてきた(そんなにいないけど沢山に見えたのかな?)
今日はお風呂入ってきた(母は入浴は頼んでないので入らないけど、入った人を見たんだとろうな)
母が見た現実の話をしてくれる
その話を娘たちが喜んで聞いてる

そして今はショートステイも検討してる
まだ急いで必要ではないけど
父のメンタルがかなりキツくなってる
今はショートステイとかどうするかが課題なので
情報収集してるのが現状

でも、なんだかんだ言ってディサービスに行ってくれてる母に感謝

番外編:父の思い

母がディサービスに行くようになって
平日の昼間に母がいないことですごく楽になった
今まで帰省して家の掃除するにも
大掃除はできない。母が怒ってるくから。
日頃の掃除も機嫌によってできなかったりする。
そして、スーパーに行ってもすぐ忘れちゃうから
また、スーパー行こうかってずっと言ってくる
常に母の相手が必要だったりする
だから、母がディサービスに行くようになって本当に助かった

娘たちがケアマネさんに協力して色々ディサービスに行けるようにしたのは
最初の目的は父のため
ディサービスの目的は父の負担を減らすためだった。
でも、父はそれが分からないから
母は喜んでディサービスに行ってると思ってる
理由は外面の良い母は
ディサービスの送迎のお兄さんがくると笑顔で車に乗っていく
それまでの数時間服装から荷物の確認、体調が悪いと休みたいとずっと言ってくるのに
お迎えが来ると喜んで行くって
父が愚痴を言ってた。
そうじゃなくて、母は行きたくなくても外面がいいだけ
行かなくていいんならいつでも休んでのんびりしたいのが母
自宅が大好きなんだもん。
でも父は外面の良いのを喜んで行ってると勘違いしちゃう

母が週4日も行ってくれるのは父のためでもあるよ??
父は仕事してるって行っても自営だから
昼は自宅で食べて昼寝もしてる
ある程度自由に時間が調整できる
でも、母はそれができない生活を週4日も行ってくれてる
今は、母のディサービスは
父のためでもあることがわかってきて
今までディサービスに行く母に対してかなり上から目線の父の態度が
少し変わってきて、
「○○(施設名)に行ってくれてありがとう」って言ってくれるようになった。

どちらにしても
サービスを利用して本当に良かった
父にとっても、母にとっても


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