認知症母 壁に耳あり障子に目あり

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ちーたむ
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認知症母の部屋は、夏は2階の昔私たちが使ってた部屋だった。冬になり1階の和室を母の部屋にしたんだけど、和室の襖だと廊下の様子がわからない・・・だから母はなんとかしようとした結果の報告。

我が家の和室の障子、猫にやられる

実家のネコのむぎ(過去ブログ 認知症母とネコ)と
私が長期で帰省する時に連れて帰るネコは和室の戸が開くと
すぐに入ってきちゃって、閉じ込めちゃうことがある。

そこから学習したのか襖の障子に前脚を引っ掛けて登ろうとしちゃう

これは、私の飼ってるネコ(アメショーの方)が気づいたら和室に入ってて
外に出たくて飛びついてた

こちらも、私の飼ってるネコ
和室の様子が知りたくて登ってた

それで、ネコを飼うまで
しばらく襖の張り替えをしなくても良いくらい汚れてなかったんだけど
ネコ達が破いちゃうから障子の部分以外も結構めくれちゃってた

認知症母、和室の部屋へ

そんな和室、夏までは、客室として残してて、私たちが帰省した時に利用してた
でも、お客さんはもうこの年になったら来ないから
冬になって寒くなったし、ベッドを入れて
和室を母の部屋に変更

以前父の部屋で使ってた母のベッドを移動して
母が寝れるように整えた
ベッドの下に敷いてある布団は転落防止のため

この部屋はリビングに近いし
トイレにも近い。
夏は2階の日当たりの良い部屋で過ごしてもらってたけど
2階で過ごす冬はとにかく寒いし、階段滑って落ちても怖いから
でも、逆に玄関に近いから徘徊(過去ブログ 昔を生きた認知症母の徘徊)も心配だけど
とりあえず、1階で寝れる部屋がこの部屋しか無いから
移動してもらった

認知症母、障子に目あり

そして、母の部屋になった和室だけど
ネコのせいで襖が結構汚くなったから
去年の年末くらいに襖の張り替えへ
業者に預けて綺麗になって
まぁネコ達はどうしても登るので
障子は破けちゃうけど
襖全体が綺麗に、しかも丈夫になったので
障子以外の部分は多分大丈夫かなー

なんて思って、この前帰省してびっくりした

・・・・

どう考えても
1箇所だけ、ネコがやった穴ではない穴がある
破れではなく、「穴」
まさしく人工的にできた物・・・・

そう・・・
母が指で穴を開けてた
まさしく「壁に耳あり障子に目あり」

でもこんなところに急に母の目があったら怖い
妖怪ばぁばだったらもっと怖い(過去ブログ 妖怪ばぁば

母、きっとリビングが近いんだけど
リビングの様子が見たくて穴を開けたのかな?
でも、きっとこの穴では何も見えないんじゃ無いかと思いつつ
母なりに誰にも気づかれず外の様子を知りたかったんだろうな
機嫌最悪いじわるばぁばの時は(過去ブログ 認知症母の5つの人格
ご飯拒否するけど
お腹が空くと足音立てずに食べ物取りに台所に行って
こっそりバナナとか大福を取って、部屋でこっそり食べるから
ばれたくなかったのかな
そんなことを色々考えてしまった

なんとなく、こんな穴だけど

認知症なりの生き抜くための知恵を見たような気がする

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