認知症母の5つの人格

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ちーたむ
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ここでは認知症母と言っても日内変動ならぬ、時間内変動があって、その人格を紹介。決して多重人格者ではないけど、顔つきも変わってしまうくらい色々な認知症のパターンがあります。そんな母の傾向と対応を紹介します。

認知症母の5つの人格

認知症と診断されてから母の人格が5つのパターン化されていることに気づいた

その人格によって対応が異なる

そして急に人格が変わるから、かなり厄介

きっかけの殆どが母の見える世界の勝手解釈によるものだから

修正も何もできない

私たちは母を目の前にして無力になるしかない

もはや今ではそのパターンに応じて対応してるけど

一緒に暮らしている父からすると自分のメンタルが

状況変化に対応できなくて、母のメンタルと共にアプダウンしてしまってる

パターンを見つけて、

それにいちいち反応しない

それが対処のキーポイント

そして分類してみると

「あー今このパターンね」みたいな思考が入って

意外に介護者のストレスが溜まる原因から抜け出せる

うちの母のパターン紹介

パターン別人格

パターン1 カワイイ認知症母

パターン1の母は普通に認知症の母

娘の私のことは誰かも分からず

ただ、危害を加えない味方だと分かってる存在

平気で娘や孫に「あんた誰?」って聞くし、

料理も掃除もできない

でも一緒に笑ってくれる

冗談も言ってくれる

一生懸命話を聞いてくれる

何か手伝おうか?て言って率先してお願い事を聞いててくれる

茶碗拭きとか、おかずをテーブルに並べるとか

私から見れば優しい母の姿

パターン2体調不良の認知症母プラス

体調不良が悪い時なんだけど

私の母だけじゃないと思うけど

不定愁訴がかなり多い

お腹が痛い痛いと言ってくる

母の部屋を入るとカチカチになった饅頭とか、お菓子の袋とか

どこかで買ってきたスーパーの惣菜とか出てくることがあるから

お腹を壊してるのかもしれない

病気かもしれない

でもビタミン剤飲ませると治っちゃうから

気持ちの問題かな?

体調悪くて寝込んでるけど

怒ったりしないから「ぷらす」の位置にいる体調不良

パターン3体調不良の認知症母マイナス

ここからが雲行きが怪しくなる

ただただ体調悪い(おそらく不定愁訴)

特に土曜日の午後から出やすい(母は曜日感覚なしなのに)

病院にかかりたいとズーーーーーっと駄々をこねる

負のオーラ出まくり

周りを巻き込んで負のオーラを拡大する力を持ってる

パターン4機嫌最悪いじわる認知症母

一切のコミュニケーションを遮断

無視

もしくは喧嘩を売ってくる

しかも自分の世界に入ってるから

こちらが修正しても耳を傾けない

だから、こっちは何もしてなくても

すごい被害妄想で怒ってくる

そして突然家出して数分〜数時間単位で帰ってこなくなる

このスイッチは突然入るから怖い

ご飯を作っても食べないのは当たり前

まだ19時なのに、「こんな夜中にうるさい!!」(自分は寝てた)って怒る

コミュニケーションによって改善することは、まず無い

この気分は母の世界次第

大っ嫌いな母

パターン5妖怪ばあば

すごく稀に出現する

うちの母が「妖怪ばあば」になる

顔つきは無表情以上の無表情

時には真っ暗な所で壁に屈曲した姿勢でへばりついてたり

下半身はパンツ一枚で真っ暗なところで隠れてる

多分夜中にそのまま外出した可能性が2回はある(変質者だよ)

パターン4までは夜中に起きることがほとんどないのに

パターン5は夜中に出現することが多い

寝ている娘に突いてきたり、寒い冬に毛布をとりあげる

入浴している最中に電気を全て消して立ち去る

物を隠す

物を2階から落とす

暴言を吐いて「私の家に来るな」とか絡んでくる

そして何より足音がしない!!

壁にへばりついてた時は呼吸しているかも分からなかったくらい

妖怪ばあばになると隠れるしかない

こっちが無視を貫くしかない

毛布とられても我慢

突かれても我慢

寝たふりを通す

お風呂で電気を消されても我慢

人の気配がしなくなってから落ち着いて電気をつけにいく

対処法

パターン1は何一つ問題ない

楽しい時間が過ごせる

認知症の母への対処法にはこうやって幾つかのパターンを知り

何が最適解か考えること

そして、その母の世界に巻き込まれずに自分を保つこと

これはパターン1の大好きな母でもいつ急にパターン4に変わるか分からないから

今の母に期待しないこと

現状を受け止めること

これが大事かなぁ


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