認知症母の美容院　私の努力は姉のもの

認知症母の美容院関連の歴史

美容院関連は過去ブログ
認知症母、美容院に連れていく、
遠距離介護の帰省　認知症母の美容院（2回目）と外出、
8月の遠距離介護の帰省　母の髪の毛カットする　、
11月の遠距離介護の帰省　美容院3回目と秋祭りに行く

↑でずっと書いてるけど、結構大変。美容院3回目となると少し慣れてきたし、予約なしの簡単にカットしてくれる美容院を見つけたのが最大のポイント。
それに、できることなら、美容院に連れていくのは大変だから襟足ぐらいとかなら、簡単なものは私が切ってる。

ちなみに、美容院に連れていくのは、私が帰省した時。
前回は11月に、少し早めだけど、雪道を運転できないから12月以降は実家の運転は雪によって左右されちゃうから11月にカットしてきた。
そして、実家でカットするのも基本私。一緒に帰省した私の娘が手伝ってくれることとか、妹も手伝ってくれたりしてくれる

ただね・・・・・
姉だけは、母の髪の毛についてはカットしたことも、美容院に連れて行けたことも無い。自ら発信することは無い

12月の帰省での父の発言

今回の帰省は、紹介している通り、母が脱衣所から裸で出てきたり、父の体調不良だったり、母のトイレ問題とか・・・
認知症の母の対応に慣れてきたのと、少し認知機能が悪化してきたおかげで、そこまで精神的に大変ではなくなった。ただ、やっぱり精神的に疲れたな・・・って思ってた。

そんな時の父との他愛もない会話・・・・

えーーーーーー！！！
私が連れて行ったんだよ？？
しかも毎回母の美容院、私が連れて行ってるよ？？？？
なんなら髪の毛関連、ずっと私がやってるよ？？？
姉なんて、一度も連れて行ったことないじゃん！！！！

思わず、私が連れて行ったことを伝えたけど・・・・

って、父的には誰が連れて行ったことなんてどうでも良い感じで、スルーされてしまった。

父にとっては娘の1人に違いはない

そして、思う。
父にとっては、娘が3人もいれば記憶も曖昧になるよね。
料理だって、私と妹が作り置き頑張って作ってて、姉はほぼ作らないけど

ってひっくるめられて、感謝される。
父にとっては誰がなんてどうでも良いこと。
娘たちの協力あってのことってことが言いたいだけ

得する姉

そして、思う
姉は姉妹の中で面倒見が良い優等生的なイメージがある
なんせ、私と妹は意志があるからダメなことはダメだと言うし、口調がきついと言えばきつい。その分、意志があるからちゃんと母を美容院にだって連れていくし、GPSもAirTagも、なるべく糖分を控えた食事も、その他もろもろ、母のために、父のために妹と私の提案で成り立ってる。
姉はなんでもOKしてくれるし、父が毎回する同じ話を楽しく聞いてくれるし、底抜けに優しい。姉は帰省時に糖分を一切考えず、母の買いたいものを買って、ケーキやら饅頭やらスナック菓子やらを一度にテーブルに出して食べたりする傾向がある。
だから、ぱっと見の印象は、そんな優しい姉が連れて行ってくれたと見えるのは納得できる。
姉の優しさは目に見える優しさでできてて、
私と妹の優しさは、目に見えない優しさでできてる

今回のことだって、父のただの勘違いだから仕方のないことだし、
悪意なんて一切ない勘違い

でもね、でもね、
私はこれでも、いろんなんことに結構苦労しながらやってる
せめて妹と間違えるならまだしも、毎月1泊して帰る姉の手柄になってるのが辛かった。
いや、普段ならそんなこと言われても何とも無いんだけど
ちょっと母のことで疲れた矢先の他愛のない一言にすごくすごく傷ついてしまった

私の苦労は姉妹みんなのもの
それは納得できる。
でもね、私の苦労が全てやってない姉に持ってかれたのは傷ついた

なんだかなぁ
やるせない