1泊2日の遠距離介護(2024年3月) 

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ちーたむ
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認知症母、お通夜に参列するで急遽遠距離介護の実家に帰省。お通夜以外の時間で母の髪の毛切ったりの取り組み報告

急遽の帰省

前回帰省(2泊3日の遠距離介護(2024年3月編)して約2週間ほど経過
今回は近しい方のお葬式に参列するため
急遽私の娘(母からして孫娘)と帰省
前日に姉が帰省していて
今回はお通夜やお葬式があるから
少しバタバタした帰省になりました
でも今回楽しかったのは
母がお通夜の前以外、絶好調に機嫌が良かった!!

娘美容院開院

母が前回美容院で髪の毛を切って(認知症母、美容院に連れていく)4ヶ月くらいたったのかな?
下の写真みたいに襟足が伸びてきてました

せっかくなので娘美容院開院して
伸びた襟足だけカット

今回は孫娘がメインでカットして
仕上げは私がカット

襟足がなくなって良い感じになりました。
父も褒めてくれたけど
父、欲が出たのか「髪の毛も黒くしてほしい」って
いやいや・・・
父、髪の毛カットといい、いつも簡単に言ってるけど
白髪染めしたら、その後定期的に染めなきゃ行けないから
管理がめんどくさい
特に、母が気にしてないなら
白髪まじりの髪は年相応で良い
それに人格によってできるかどうか分からないから
継続性は保証できないし
何より、父がその後の管理できるってこと??
しかも父だって白髪混じりだし、同じなのに!!!

3人娘と孫と母との時間

そして、帰省した日に妹も来てくれてから
3人娘と孫と母で春になった庭いじり
庭は以前はすごく綺麗だったんだけど
母が認知症になって荒れ放題
でも、何もしてなくても
クロッカスや福寿草とかチューリップの芽が出てきてて
春らしくてすごく素敵だった

写真はご近所さんから菊の苗をお裾分けでもらったので
今年は庭の一部に簡単な野菜を育てようと思ってる所に
菊の苗を枯れないように地植えしたよ
ちゃんと咲くと良いなぁ
そして、草だらけの部分は
もう少し暖かくなったら耕す予定

大掃除

妹は市内に住んでるけど
中学と小学生の子がいるから早めに帰省
私と(孫)娘で大掃除
まずは、私と娘の分の寝るためのお布団を準備しないと行けないし
羽毛布団などをコインランドリーへ
待ってる間、家の掃除

上の写真は、いくつかのインスタントスープが開封してあるもの
父が忙しくてお味噌汁作れない時はインスタントスープとかなんだけど
なぜか開封してある???
父、開封して忙しくて忘れちゃたのかと思ったけど
多分、お菓子が好きな母、
せんべいの袋だと思って開封して
煎餅じゃなかったからそのままにしてる跡形なんだろうな・・・
とりあえず、これは後から父が食べるかもしれないから
スープのストックのカゴに入れて置いた

母の涙

そろそろコインランドリーが乾燥終わりそうなのと
父だけ先に葬儀場に行きたいので
母も連れて父を送ってコインランドリーへ
母と孫娘と一緒に布団とかを取りに行ったんだけど
そこで母、号泣なことがありました

コインランドリーついたら
あと8分ほど残ってる
母は機嫌がすごく良かったから待っても大丈夫って言ってくれたけど
いつ気が変わるか分からない
だって時間感覚の無い母にとって8分は長い

そこで(孫)娘にお願いして
車の音楽を山口百恵の昔の曲リストを流してもらうことに

「懐かしいなぁ・・・」って
母、百恵ちゃん覚えてました
そしたら鼻水啜る音が・・・
「色々昔のこと思い出して泣けてきちゃう・・・」って
母、気づいたら号泣してた
「昔、色々辛くて・・・でも周りの人の助けでここまでできたの・・・
本当に良くしてもらって・・・・ありがたくて・・・・」って
だから、待ってる間と帰りの車は
百恵ちゃんとさだまさしの曲をずっとかけてた
(私が知ってる母の好きな歌手は百恵ちゃんとさだまさししか知らない)

で、母に
「私と妹は生まれてた??」聞いてみたら
「私と妹??知らんなぁ・・・」って
「看護学生時代の曲なの??」って聞いてみたら
「そうかもねぇ」って言ってた。
でも、後から百恵ちゃんの曲の年代見てみたら
私たちは生まれてた頃だった
やっぱり母にしたら、子どもを産んだ記憶は無いのね・・
ってちょっと寂しくなったけど
母がポツリポツリと
「私ね・・・今、○○(ディサービスの名前)に行ってるんだけど
重いもの持たされたり(運動のこと)ご飯食べたり、忙しいし、きついの・・・
でもね・・・周りの人が本当に優しくて優しくて・・・ありがたいの・・・」
って。
母がこんなに長く自分から自分の話をすることなんてないし、
昔も今も周りの人に恵まれてる母の認識に感謝だし
母が昔の音楽や自分のことを思い出したのがすごく嬉しかった
泣いてる母を見て、嬉しかった

そして、おばぁちゃん子の孫娘
そんな私の母の姿を見て一緒になって号泣して
2人で泣きながら笑い合ってた

晩御飯を食べて家へ帰る

帰宅後は姉が夕食を作ってくれてて
その後バタバタとお通夜の準備へ(認知症母、お通夜に参列する

翌朝姉は午後から仕事のため帰って
母はディサービスへ
私と娘はお葬式に参列し、妹とお昼ご飯食べに行って
帰りに美味しいチーズケーキ屋さんでチーズケーキを5個購入
3つは妹と私と娘の3人で実家で食後のコーヒータイム
その後は
母がディサービス行ってる間に母の部屋の掃除
掃除機かけたり、布団を整えて
そしたら、煎餅の袋いくつかと、食べかけのバナナ2本、
枕の横には干からびた大福半分
新聞紙の下には同じく干からびた大福1個と食べ終わった団子の棒・・・
母の部屋の食べ物を再度食べないように撤収
そして、父の部屋も汚いけど
ここはあまり触ると父が分からなくなるといけないから
掃除機だけかけて・・・と大掃除
そのあとは夕食作って待機

母がディサービス帰ってきて
ルーチンワークのスーパーへの買い物に孫娘と行って、
私は食事の準備

残り物の野菜とお肉で炒め物と
角麩の煮物、もずくポン酢などなど作って
スーパーでポテトサラダとホタルイカの酢味噌和えとか買ってきてたから
盛りだくさんの食事になったよ
母は今回ずっと機嫌良かったからなのか
「いつも○○(ディサービス)でご飯食べるんだけど、
やっぱりみんなで食べるのって美味しいねぇ」って
母、すごく楽しい食事になって嬉しかったんだね
(特に父母は(孫)娘が大好きだから余計に楽しかったんだと思う)
今回はチーズケーキも買いに行けたから1個を半分ずつ分けて食べて
(過去ブログ2泊3日の遠距離介護(2024年3月編)参照)
母も父も楽しそうだった。

そして、ご飯は炊き込みご飯の素で
今回は筍の炊き込みご飯3合炊いたよ

これは、冷凍庫にご飯茶碗1杯ずつラップにして冷凍
今回の食事を含め3回冷凍用に炊き込みご飯を作ったよ
以前はラップの後、大きなジップロックに入れてたけど
ジップロックとか、とにかくゴミを出さないようにするために
今はラップだけで色々な炊き込みご飯を冷凍保存
父、基本はご飯を炊くけど(多分)
なんせ、いつ母の機嫌が悪くなるか分からない
そんな時にご飯なんて早炊きすら待てない時がある
それに母がディサービスの日の昼は1人だから
ご飯炊くのも面倒臭い時とかに
ご飯だけでもレンジで温めて食べるものがあると
すごく役立つし、実際すぐになくなっちゃうから作り置きも沢山したよ

今回は急遽帰省だったから
バタバタとした二日間
でも
お通夜に参列できたのも良かったし
母の涙と思いが聞けたし
何より母の機嫌が良かったから
すごく充実した二日間でした

(孫)娘は父と母を抱擁して、父母に見送られて
帰ったのが夜9時半すぎ(高速で3時間)
疲れたけど、帰省して良かったな


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