遠距離介護の帰省 認知症母と2人生活

ちーたむ
ちーたむ

父が大腸がんで入院したので、認知症母の面倒を見に帰省。2人の生活は、以前父が入院した時もあったけど1週間ははじめて。慣れてるそぶりを父や姉妹たちに強がって見せてても、内心は少し心配だったりする

母、精神的に不安定に

過去ブログ 遠距離介護 娘への敵対心 の続きのお話
父が入院したのを覚えてるのか分からないけど
母、かなり精神的に不安定に
病院に父を送るときは無視されたから、家に残して父を送って
帰宅したら、母、2階から入院している病院が見えるんだけど見てたのか
2階から降りてきて泣いてた
母「私1人じゃ何もできないから・・・ううっ・・・私のことはいいから・・・」って
そして、泣き止んだかと思ったら、また無視
この日は28度くらいの暑い日だったけど、冬に着てた薄手のダウンコート着て徘徊
母の大好物のさつまいもの煮物のパックを持ち出したのは確認済み
歩いて5分くらいの川沿いにある畑を行っては帰ってきては、部屋にこもっての繰り返し
ブツブツ何か言ってたり、ネコのムギに優しく話しかけたり
なんだか、アピールしているような気もするけど
放っておいてほしい感じもする
だからずっと放っておいた

ご機嫌母へ転換

そして、夕方5時ごろ
母、急に私の所にやってきて、
母「スーパー行ってもいいよ」って
あまりに放っておいたから、母から声をかけてきて
しかも、何かきっかけが必要だったんだろうね、スーパー行くのを誘われました
2人しかいないし、既に夕ご飯のおかずはあるけど
機嫌の良い母のタイミングを逃すと夜が心配だから
母の大好きなさつまいもの煮物のパックと、(母が徘徊に持って行ったからまた買った)
どうしてもスイーツが欲しそうだったから、少しでも甘さ控えめのチーズケーキを購入

そして、この日は夏らしい日
こんな日は食後に散歩に行くと母の機嫌は良いことが多い
散歩に行けると知った母は、急いで食べて張り切って散歩へ
その後チーズケーキを食べて、お風呂入って就寝

母のカバンの中

そして、母が寝たから、カバンの中を開けてみたら
ビニールの袋に入ったさつまいもの煮物のパック
開封してあって、ネチネチしてる
あとは、私が作ったカボチャの煮物を皿に入れてそのままカバンに入ってた
あとは、バナナの食べかけ
そして、お昼に出してたカットしたトマトがぐちゃぐちゃと出てきた・・・
お腹空いてたし
精神的に不安定だったし、いつも以上に思考力が落ちてたのか
カバンの中は食べ物で悲惨な状態に・・・
これだったら雪の宿が散乱してた方が良かったと思いつつ
カバンは洗濯することに

連休中の母

ディサービスが休みだったGW中は、こんな感じで
機嫌良かったり、不安定だったりの繰り返し
顔色伺いながら、それに合わせて生活してた
そして、何より怖いのが
部屋にこもって、休んだ後の母がどの人格で出てくるか
毎回ヒヤヒヤしながらの生活
機嫌良くて、体しんどいから少し休むって部屋に入って
寝て起きたら無視、暴言、徘徊とか
そしてその逆も然り
もう慣れたと言いつつ、その人格に合わせるのはやっぱり疲れてしまう
そして、私の気持ちがついていかない時もある

父、手術の日

そして、GW明けの初日が父の手術日
前日まで、ディサービスの服装選びに時間を費やしたけど
起床時の母は無視から始まりました
下は股引?ズボン下?名前は分からないけど肌着のまま外に行ったり帰ってきたり
朝ごはんできた声を何回かかけたけど無視・・
だから、私も無視してご飯食べて、洗濯干して、父の入院先へ行く準備

そしたらやっと母、声をかけてきた
母「ご飯どこにあるんですか?」って言うから
私「準備したあるよ」って伝えたけど
母、ネコのムギの餌見て「餌なんか食わせようとして・・・」ってブツブツ
だから、母の分の食事が置いてあるところまで行って見せて気づいてもらって
その後、私「今日ディサービスだからね」って声だけかけて、また無視

母、少し事の重大さに気づいたらしい
このまま母が私に対して無視するとディサービスの服が分からない
休みたくても1人で判断しなくちゃいけなくなる・・・
だから、母、服をいっぱい持ってきて
母「どの服きたら良いのかな・・・」って、また、きっかけ作りの会話
そこから、服の準備して(本当は前日から準備してたけど、くちゃくちゃになってた)
母の体調悪いから休む・・・の対応を時間いっぱいして
ディサービスに送り出した

母への対処

既に母との二人暮らし3日目になろうとしてるけど
とにかく、最低限の食事とか色々声かけはするけど
基本的に母が声をかけるまで待つことで
なんだかんだ言ってクリアしてきてる
決して、機嫌が早く良くなるとかそう言うのではないけど
機嫌の悪い人格の時は、とにかく放っておくに限る
幸い靴にGPSがついてるからってのが前提だから
間違って違う靴履かれたら、こんなふうにいられないけど
コツは掴んできた
ただ、やはり疲れるのは事実
人の顔色伺って生活しているみたいな生活
そんな母との二人暮らし