以前にあった母の嫉妬妄想は本当に厄介だった。でも認知症の悪化と共に消失していた。今回、嫉妬妄想が僅かに再燃したお話し。
認知症母への刺激 実姉が遊びにきてくれる
母は平日木曜日以外はディサービスに行ってる
木曜日と土曜日と日曜日は家にいるから
何をしようか考えてしまう
特に平日、父は仕事もしてるから
母のことばかり考えていられない
そして、去年の夏
数十年ぶりに母方の従姉妹に会って
近況を報告するタイミングがたまたまあった
我が家の母は認知症
叔母さん(母の実姉)も家で暇してるって
そして、最近になって
姉と従姉妹で相談して、すごく久しぶりに母に会いに実姉がきてくれた
母、実姉のこと覚えててくれてました
母にとって、父以外の唯一わかる人間が増えて
その日は同じ話の繰り返しばかりだけど
それでも2人でゆっくり話ができてよかったみたい
それから木曜日は母の実姉が家に遊びにきてくれることに
そうすれば、実姉も暇が和らぐし
父も母の面倒を見なくて済む
まだ2ヶ月経ったか経たないかだけど
最初のうちは良かったんだけど
この前の時は私たちが帰省したタイミングで実姉が来てくれて
「また来たのかー」「昼食べにくるなんて図々しい」とか私たちに陰口言って
なかなか実姉に会ってくれない始末
なんとか説得しながら一緒に過ごしたけど少し大変だった
母の嫉妬妄想再燃
そして、その次のタイミングの時
これは父の愚痴で聞いた話
とうとう母に嫉妬妄想が再燃してしまった
(過去ブログ 認知症母、父の浮気を疑う 嫉妬妄想)
母曰く、
父が実姉に会いたいから、実姉を誘ってるんだって
確かに、父は実姉が来てくれると助かるから嬉しけど
来るか来ないかは、いつも従姉妹から父へ相談して決まるから
決して父がお願いしているわけじゃない
実姉の都合と送り迎えの都合がいい時にお願いされるからなんだけどな
そしたら、その後、父がスーパー行ったら
スーパーの女の所に会いに行ったとかいう始末だったらしい
解決の無い妄想にイライラ
認知症母の対応はだいぶ穏やかに対応するようにしているけど
この、被害妄想的な部分に対して
いつ終わるか、いつまで言われ続けるのか
収束が長いのが特徴。
こちらの真実と
母の考える真実は修正不可能
なんたって、母がこちらの言うことを信じてくれないし
深くて難しい話ができないから
どうしても母の耳には入らない
でも、母は自分の思い込みからくる主張はずっと続く
認知症の対応でイライラする原因は
この解決のない被害妄想の世界から抜け出せないイライラ。。。。
心穏やかにしてるけど、本心はものすごく疲れる
相談窓口で聞いた嫉妬妄想への対処方法
以前、相談窓口で嫉妬妄想について
父が相談した時に
母の世界に同調してあげるように
否定もせず肯定もせずみたいなことを言われたらしい
「母はそう思ってるんだね。つらいね」って共感してあげることが大切
でも、妄想の場合
こちらに非が無いのに共感しなければならない態度
できなくは無いけど
私たちだって人間だもの
いつまでも共感できる日もあれば
いろんな事情やタイミングによってはそうもできないこともある
認知症の介護って、だから難しいんだよね