要介護5の認知症母を温泉に連れて行きたい、父の願い

ちーたむ
ちーたむ

母は温泉とか普通に好きだった。でもね、その好きは認知症になってからも好きだとは限らない。長年寄り添った母を見る父と、今の認知症の母を見る私の視点は大きくかけ離れてる。何が幸せなんだろうか。何がベストの対応なんだろうか。

要介護5以降の突然の父のLINE

母が要介護5になって落胆してた父。
そして、家族LINEにこんなLINEが

父

お母さんと温泉行けないかな
もちろん部屋風呂で。
お母さんは部屋風呂でみんなはどこのお風呂に入ってもいいよ

私の性格が悪いのか、このLINE読んで
なんだろう、母思いの父だななんて到底思えなかった。

母の旅館連れて行こう計画は
過去に2度挑戦してる。
まだ認知症の状況がそこまで悪くなかったけど
それゆえにかなりの苦労が。
当時は失禁もないし、ご飯は選べばまだ食べれる時期だけど
とにかく機嫌が全てを左右して家を飛び出してしまうときの母。

毎回年末に父が旅館を4人分予約(父、母、私、私の娘)
過去のブログでも書いてるけど
1回目は行けず、私と母でお留守番で、私の娘と父で旅館へ
2回目も当然行けず、私と母でお留守番で、
急遽妹の子供達を声かけて父と私の娘、妹の娘ふたりと旅館へ
認知症母との温泉旅行計画とドタキャン母
年末の父と3人の孫娘の旅行 (認知症母と私はお留守番)

そんな経験をしてて、大変な思いをしたのに
父は楽しい思い出しかないし、
今度こそ母と一緒に行きたいんだよね・・・・

理想と現実

温泉が好きな母を旅館に連れて行きたい
父の一途な思いは理解できなくはない
でも、人とお風呂が無理になった母
もはやお風呂とか環境の変化が怖い状況になってる

多分本気を出せば
行けなくない
私が思ってるほど心配事は起きないかもしれない
介護でもいける旅館を探して
不測の事態に色々備えて頑張ればきっとできる

でもね、
今の認知症の母にとって温泉旅館は幸せではなく苦行でしかないと思うの
旅館が何かもわからない
知らない環境に連れ出されて
お風呂に入らされようとしたり
ご飯はそもそも普通のものは食べれない
それでも「美味しいから食べろ食べろ」と言われると思う
残りの時間はぼーっとするかテレビを見るか、景色を見てくれるかどうか・・・
母にとって環境の変化はものすごく不安にさせる
そして何もない中でじっとしてるのも状況によっては不安にさせる
看多機に戻りたい願望(よくわからないけどここじゃないって思うみたい)
夜中に起きて部屋から出ていくリスク(人間の気配を消すのが得意)

何がって、もはや旅館や温泉が何かもわからない母を連れ出して
環境が違う場所に連れて行くことが母にとっては不安しかないということ

室内のトイレは狭い旅館はは狭いから、介助も大変になるし
母のお風呂介助は家族の誰もしたことないんだよ?
部屋風呂だから大丈夫なんて思ってる父にイライラ・・
そして絶対父はお風呂介助なんてしない。
父はゆっくり温泉入って美味しいもの食べて
そこに母がいる。(不穏とか関係なく)
そんな感じになる。
でも私たちは?
風呂介助しようと思えば全然できる(元看護師)
母が何かを食べるかどうかずっと観察して
夜中起きてどこか行ってしまうとか内容に浅く寝て・・・
本当、父のための旅行になると思う

何より、母がこの状況を喜ばないって思ってしまうのよ
これは私の偏見なんだろうか

父へのLINEの返信

結果私はやんわりと反対のLINEを返信してしまった

私

お父さん、お母さんに何かしてあげたい気持ち、痛いほどわかるよ。
お母さんのこと本当に大切に思ってるんだね(GPT風)
でも、今の状態で旅館い行くのは、お母さんを喜ばせることじゃなくて、
お母さんに不安とか怖いとか不快な思い、良かれと思ったことが虐待をさせていることを分かってほしい。

私はお母さんを苦痛な思いにさせたくないから、気持ちはわかるけど賛成できないよ。
お風呂も部屋風呂だからって済む話じゃないことも分かって欲しい。

外泊の時に
お店の美味しいご飯取り寄せてみんなで美味しいもの食べたり
夏の盆踊りの日に合わせて外泊して盆踊りに連れて行くとか、
短い時間で提供できる安心の方がいいと思うよ。
私はいくらでも協力するよ。

だから私は賛成できない。ごめんね

って返事をした。
母は今の状態でも盆踊りの音楽が好きで、手を音に合わせて動かしたりしてくれる
だから夏は盆踊りとか連れて行ける
ほんの短い、体に負担のない方法なら喜んで行く
外食もできなくはないけど難しいから
家でお店のご飯をテイクアウトして母は母の食べれるものを用意して食べるのもありだし
そんな提案をしてみた

結果父からは返信はなし

私の対応はこれでよかったんだろうか・・・・
でも、母にこれ以上負担のかかるようなことはさせたくないし
失禁予防グッズとか万全に対策しても
絶対大丈夫とは言い切れないから旅館もそれ相応の場所と準備と闇雲に予約はできないし

姉の底なしの優しさ

それに反して
姉は、いつもいつも言うけど底抜けに優しい

姉

お母さんと温泉行けるといいね
行けるかどうか色々考えて計画立ててみようよ

だった。

すごいよね。姉。
優しいよね。姉。

本気なんだろうか?
それとも気休めなんだろうか?
それとも現実を見てないんだろうか?
でも優しいよね。

父がこれで旅館探しとかしなきゃいいけどって思って
姉の後に私がLINE送ったからか
その後はこれに関しての父からも姉からも何もなかった。

超現実を見る私
でも母を思えば絶対に賛成できない

父を思えば?賛成すべきだったのか
気休めでも優しく「そうだねー」って言えばよかったのか
でも、私は有言実行派だから嘘はつけない

対策を120%完璧にして取り組めばできなくはないけど
母には穏やかに平和な日常を提供したい
それが私の思い

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