老老介護の父、町内会の班長役割終了後の膨大な後片付け

ちーたむ
ちーたむ

母が認知症で大変だったけど、町内会の班長が今年度は回ってきて、色々大変だったのがやっと終了したけど、最後の問題が残ってる
そして、私は無駄に安心欲と責任感が強い人間。やることは決まってる

だらしない父の町内会の班長

父は物を片付けられない。捨てるものでも勿体無いとかではなくて、とりあえず置いちゃうから我が家は物で溢れてしまう。
段ボールだって、袋だって都度片付ければいいのにとりあえず「置く」

そして、これは町内会の班長の仕事も然り

一昨年、物で溢れて汚かった仏間を客間としてつかえるくらい綺麗にした矢先
父が今年度町内会の班長が回ってきて
その仕事の部屋に仏間を選択。
この仏間は、認知症の母の部屋と襖で仕切られてるんだけど
なぜだか、結界があるのか、認知症母はほぼ絶対的に入らない部屋
だから、町内会の仕事をする部屋として選んだらしいけど
なんせ、物の整理整頓なんて論外な父
月を追うごとに集金袋とか回覧する前なのか後なのか分からない物で溢れかえって
せめて段ボールなりに入れればいいのに畳の上やテーブルの上に適当に置いちゃう
父しか分からない状況だったし、父からも触らないように言われてたから
ずっとそのまま見過ごすしかなかった 
(過去ブログ 父の町内会班長の様子を見て思う。認知症以前の問題

2月で町内会の仕事がとりあえず終了

そして、先日の町内会の集まりが終わり、父の町内会の班長の仕事が終了

私の今回の帰省は、「仏間を綺麗にすること」
もう、どう考えたって、父1人で綺麗にできる状況じゃない
この1年間の3カ所分の回覧したものとか、名簿とか、防災系とか会計とか・・・・
ぜーーーーんぶぐっちゃぐちゃ。
だから、町内会の班長の仕事が終わったって言ってたのをいいことに、片付けを自ら申し出

なんと言っても、
私は無駄に安心が欲しい人間。
そして責任感も無駄に強い。

何がって、父で班長が終了するなら父に捨てさせれば済む話だけど
町内会は次の人への引き継ぎがある。
他人に迷惑をかけるのが心底嫌いな私は、どう考えてもこの状況で引き継ぎができるわけがないから、片付けを自ら名乗りでたくて仕方なかった。

父の子育ては、こんな娘に育てたんだんだもん
成功したに決まってる
だって、父のやりたくない仕事を率先してやってくれる娘なんて、世の中そんなにいないよ・・・
でも、そのくらいひどい惨状が嫌で嫌で仕方がなかったのが事実。

町内会の班長の仕事の大掃除

でも、私は町内会の班長なんてやったことないし
実家にいたのは高校生まで
父から言われたのは

父

回覧したものを月毎に分けてくれるだけで助かる

これだけ。
最終日の午前中の母のいな時間の作業だから
父もきっと申し訳ないのと、どう指示していいか分からなかったから最低限の指示のみだった。
でも、どう考えても3箇所に配った回覧物は3部もいらないから1部だけしか必要ないことを確認

仏間にある回覧したものをリビングに全部持ち出して
まずはカテゴリーごとに分類
小学校とか施設とか子供会とかの配布物をいろんな分類ごとに仕分け
それを、それぞれ1部のみ残して残りは段ボールへ
そして、さらにわかる範囲で月毎に分類
もうね・・・・母の領収書とか、父の仕事の書類とか、父が入院した書類とかも全部ごっちゃごちゃ・・・・

それを全部分類したから、あとは月毎に分ければいい状況まで持ってきた

なんだかんだ言って運の良い父とその駒の私

そして、前から言ってるけど
父は「なんだかんだ言って運が良い」
過去には、父がうっかり寝てしまった後に母が徘徊(22時ごろ)して、たまたま仕事帰りのディサービスの職員さんが母を見つけて声かけてくれたり
認知症母の2度目の徘徊 ディサービスの職員さんに偶然保護される 
血栓が見つかったのも大腸がんのフォローアップの検査でたまたま見つかって、脳梗塞とかになる前に治療ができたこととか
大腸がんだった父、定期フォロー検査で新たな指摘を受ける
もう、言い出したらまだまだ出てくるほど、ことあるごとに、父が困ると自然と誰かが手を差し伸べてくれるのが父の運

決して運がいいわけじゃなく、「なんだかんだ言って運がいい」ってだけだけど
今回もその運は見事にやってきて、私はその父の運の駒になってた。

そう、
何がって
あとは1部ずつまとめて整理すれば済むのが父から言われた指示だった。
なぜだか、ふと、仏間にもう一度戻って、今度は書類を全部持ってきてみたら
班長やってないけどいろんなことが見えてきた。

まず、神社のファイルがあったこと。
恐らくこれには神社関係の回覧物を入れなきゃ行けなさそうな感じだったから
分類分けした神社関係はクリアファイルに入れて神社ファイルと一緒にひとまとめ

次に、防災関連の名簿も発見
防災関係の名簿関連はとりあえず、別でひとまとめ

会計関連の封筒とか領収書関連を発見
分類の中にも領収書があったから、それらを会計関連と、使用済みの封筒関連、未使用の封筒関連、領収書関連で分類
そして、そこに一緒にあったハンコ関連や札関連もひとまとめに

あとは、分類してる中で出てきた一部しかないもの
これは町内会規約とか議事録類だったんだけど
恐らくそれも分けといた方が良さそうと判断
規約や議事録、名簿関連を全てひとまとめ

そして、やっと最後に残った回覧のチラシとかを4月から2月にまとめて終了

廃棄のものは段ボールに入れてあるけど、
間違って捨てたら後から探せるように、本気のゴミ意外は全て取り残したし
父にまとめた成果を報告

いや
我ながら、父の簡単な指示だけで、ここまでやったことに自画自賛したいくらいの出来だと思う。
そして、最終段階の前でふと仏間に行っていなかったら
全ての書類は月毎に分類されて
神社の書類とか領収書とか揃わなかったと思う。
仏間が綺麗になったから、ご先祖様が助けてくれたのか、
あれだけの惨状をここまで綺麗に整理できたんだもん
本当に父は「なんだかんだ言って運がいい」

父のできない言い訳

父

いやーーーありがとう
大変やったやろ?
ごめんなーーー

議事録あったなぁ・・・
これは別に閉じなかんかったで助かるわ〜〜

父

まぁ・・・去年は大腸がんの手術とか・・・・入院とかもあったからちゃんとできんかったんや・・・

父

それに・・・・お母さんも大変だったから・・・・
全然やれんかったんや・・・・

って、父はできなかった言い訳を並べてたけど
それは全て自分のだらしなさを置いて、母のせいにしたり、病気のせいにしてるだけ
一回一回ちゃんとしてればこんなことにはならなかったはず
でも、今更責めたところで仕方のないことだったから

私

まとめるの正直大変だったよ

ってことだけ伝えて終了。

だって仏間は綺麗になったし
次の班長さんには引き継ぎができると確信してるし
私は私で自己満足に満たされてるから、父に直接怒ることはする必要がない。
だって、この掃除は私がやりたかったこと
父に任せたら、完璧にこなせないし、次の班長さんに迷惑かけるもん
大変だったけど、私がやれてよかったのと
時間さえあれば嫌いじゃない業務だから全然問題なし

今回ばかりは、父の「なんだかんだ言って運がいい」駒になってると実感してしまった

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