
今回の遠距離介護の帰省、認知症母は久しぶりに問題行動ありありでした。無言+無表情で見てる、悪態、家を飛び出すの繰り返し・・・・夜中の12時まで続きました
ディサービス後のご機嫌母から「無」の母へ
本当はショートステイが終わる2月9日〜2月11日までに帰省する予定だったのが
寒波の影響+雪道が運転できないから公共交通機関を利用するしかなくって、9日は予約していた高速バスが雪のため運行せず。10日〜12日までの帰省に変更。
これはこれで、祝日丸っと母の対応できるから、
大掃除+作り置き料理+母の相手で、少しでも父も休めたらと思って、ちょうど良かった。
そして、自称母の対応のスペシャリストだと思ってるから、母の対応なんて問題ない
気楽に帰省して、いつも通りの動きまくる計画立ててた。
さて、月曜日の4時半。母のディサービスのお出迎え
その時は、「来てくれたの〜〜〜〜嬉しい〜〜〜」って喜んでくれたんだけど、
夕食の支度を途中までして、母とスーパーへ買い物へ行こうと計画してたんだけど
なんだろう、私が料理の区切りをつけてる間に、母がどんどん「無」になっていく・・・
声をかけても「無」お菓子を出しても「無」
なんだか、目が虚に見える・・・・
父もちょっとしつこく声かけちゃって、
そしたら母、不機嫌母に変身
家を出たり、部屋に籠ったり・・・
それでも家を出た母に声かけてスーパーに行くこと伝えたけど

勝手に行けばいい
なんで行かなかんのや
って、私にも怒りだす始末
それでも私がスーパーから戻ってくるまで、ずっと外をウロウロ

おかあさーーーん
ポテトサラダ買ってきたから食べよう!(母の好物)
って、ちょっとでも機嫌良くなることを期待して声かけたけど

知らんわ
勝手に食えばいい
と言いつつ、一緒に家に戻ってくれたけど
この日は夕ご飯一緒に食べてもらえず、母はずっと部屋に篭りきり
我が家のリビングはガラスで廊下から見えるようになってるんだけど
気づくと母が黙って立って見ては戻るの繰り返し
この日はお風呂もだめ
せめて、眠前薬さえ飲んでくれれば安心だから、不穏の薬も合わせて何度かチャレンジしたけどダメ・・・
自称母の対応スペシャリスト
でも、自称母の対応スペシャリストの私
なんだかんだ言って、私は母の味方だと接すると、母も私だけ味方だと思ってくれる。
だから、早く父に寝てもらって、母が起きてきたタイミングで母に眠前薬飲ませれば問題ないと思ってた。なんならそん時に栄養補助食品飲んでもらって、機嫌が回復するか、それかそのまま寝ると予測してたんだけど、
我が家の父は空気読めないスペシャリスト。
こんな日に限って、なかなか父が寝てくれない
母は2時間間隔で起きてきては覗いてて、声かけるけど無視して家を飛び出すの繰り返し(数分で帰ってくる)
時間は21時頃、父も頑張って母に眠前薬を飲ませようとしてくれたんだけど
怒ってるように聞こえてしまうから、なんだか見たことないような喧嘩みたいな雰囲気に
薬を飲むようにしつこく言う父と
「暴力振ってきた」みたいなことを言い出して騒ぐ母
そして、断固として拒薬する母。
そんな光景をあんまり見ないから、「お父さん、もう薬飲ませるの諦めようよ」って2人の間に入ってやめさせたけど・・・・
母の怒りは父にも私にも向けられてしまって、私のカバンを蹴って怒ってくる
そして、また家を飛び出す・・・・
とりあえず、父には寝てもらって、リビングに私1人にしてもらって
自称母のスペシャリスト。次のタイミングでなんとか眠前薬を飲んでもらいたかった
そして、22時ごろ、最後のチャンスが・・・またリビングの外からじっと見てる母

お母さん、お父さん寝たからこっちきて薬飲も?

薬なんて飲むわけない
はよ帰れ。

もうバスとかないから明日帰るようにするね

知らんわ
帰ればいい
そしてまた外に飛び出す母
さっきまではコートを着てたのに、多分家を飛び出してる間に、母のベッドに電気毛布+湯たんぽ2個入れたから、暖かくて脱いだんだよね。
外は雪が降ってるし・・・・数分で帰ってくるとはいえ、どこでどんな事故に巻き込まれるかわからない。とりあえず、家に帰ってきたのを確認して、今日は無理だと判断して寝ることに。
最終12時の家を飛び出す母
そして、私は2階の部屋で、母がお風呂に入るんじゃないかとか、外に出ていってしまうんじゃないかとか・・・・もしくは、冷蔵庫とかの食べ物少しでも食べてくれないかなと寝れずにいたら、
夜中の12時
1階でゴソゴソする音、
多分家の部屋の扉を開ける音とかしてて、お風呂入ってるんじゃないかとハラハラしてたら、
一生懸命鍵を開ける音がして、外のライトが光るのが見えて・・・
夜中の雪が降る(しかも積もってる)中、家を出ちゃいました
追いかけようか・・・・・
でも、追いかけた方が我が家は悪影響で逃げ出して、そのまま迷子になってしまう可能性が高い
こう言う時の母は人感センサーがすごく働くから、すぐに見つかってしまう
逃げられたら最後、GPSで捜索しなきゃ行けないけど、怖い
父を起こすわけにはいかないし、
GPSはついてるものの、雪の深夜は心配しかない・・・・
そして、GPSはあるものの、見ることで充電が減ってしまって、必要な時に見れなくなるのは嫌だから、いつ見ようか考えつつ
とりあえず物音を立てず2階で聞き耳を立て続け
数分後に母が戻ってくる音がして、無事に帰ってきたことを(音で)確認
そしたらいつの間にか安心したのか寝てしまってました。
ここ最近、ここまで機嫌が悪い母になったことがなかったから、ちょっとしんどい気持ちでいっぱいだった。
父・・・多分こんな日が何度もあるんだろうな・・・・
ちなみにこの日は、私もいるから、父は自分の寝室を鍵をかけて寝ることに
この父の寝室の鍵は、以前母が妖怪ばぁば(妖怪ばぁば)に変身することが多くて、
その時に真夜中でも起こされて暴言吐かれてってことがあったから、
自分の身に危険が及ぶ日は鍵をかけて寝るようにしてる。
自称母のスペシャリストの私だったけど
今回は久しぶりにどうしようもできなかった。
年末の時も寒波が来てたし、
今回も寒波ですごい雪だった。
寒波は認知症母と相性が悪いのかもしれない
でも、何より無事に帰ってきてくれた母に感謝
今回の夜中の家の飛び出しは、本当に本当に心配だった
コメント
お疲れさまです。
ちーたむさん、ちーたむさんのお母さま、お父様の心情を思うと
胸がきゅーっとします。
楽勝楽勝と軽い気持ちで帰省したらどん底に突き落とされる。
ほんまそれです。
認知症の山あり谷ありの部分なんですけど
今回は山の頂上から谷底でした
そして、ここ最近ちょっと落ち着いてると、そこに慣れちゃって高を括っちゃうんですよね・・・・
父も母をなんとかしたい思いと、夜中に起こされ暴言を吐かれる恐怖で疲弊しちゃうから
安らぐはずの家が誰も安らげない辛さがあります(泣)