老老介護父の介護疲れ　「助けて」のLINE

父からの「助けて」

先週の日曜日にこんなLINEが。
この日は天気が良くって、午後からウトウトしちゃってお昼寝してた私
夕方携帯見たら、父からの着信とその後の時間に家族LINEが来てた。

きっと姉妹たちに電話したけど、誰も出なくて
ヘルプのLINEを家族LINEに送った様子。

何事かと思って電話をかけるけど全然通じない・・・・

見えないからこその不安

父からの着信
家族LINEには助けての文字

母に何かあったのか
母が大暴れでもしたのか
父に暴力でも振ったのか・・・
何度かけても電話は繋がらないし
遠距離の心配な所は、見えないし、駆けつけられないから、
こういった類のLINEは最悪のことまで考えてしまう

父？もしかして携帯置いて逃げていった？
母を病院に連れていったの？

「助けて」なんてLINEは、普段しないから、重大なことが起きたのかと心配になる
今から行った方がいいのか？
市内に住む妹が何か事情知ってるかな？とか、考えてしまった

父からの電話

そしたら、数分して父からコールバックが
どうやら姉妹全員に電話かけて出なくって
helpの家族LINE送ったから、姉と電話で話してたみたい

私との電話では、姉と喋った後だからか、少し気持ちが落ち着いてた

って話だった。
どうやら、姉と喋って放っておくっていうスタンスで落ち着いた様子。

内容的にはいつもの内容だった。
特別新しいこともなく、よくある認知症母の困りごとだった

最悪の状態とか、今まで経験したことのないようなことじゃなくて安心しつつ・・・

って助言しといた。
父もなんだかんだ言って、スーパーでものを買うことでストレス発散になるし
家にバナナが無いなら、買って置いておくと
放っておくっていう罪悪感とかもなくなるよ？って助言。
やるだけのことはやったから放っておくっていう考えで、助言。

父、落ち着いて電話を切ることができた。

私が父と電話で話せる間に
姉から姉妹LINEで、「父には電話しなくて大丈夫だよ」ってメッセージが来てた
姉も父からの着信＋家族LINEのあのメッセージ読んで心配したんだよね
そして、いつもの内容だから、もう大丈夫って教えてくれてた。
その後、妹は姉のメッセージ読んだ後に気づいたから
父に電話しないで済んだけど、何事かと姉妹LINEで内容の確認してた。
そりゃ「助けて」なんてきたら、心配するよ。

いつもの問題

いつもの問題に対して、いつもの父からの相談

父からしたら、母と2人きりの老老介護
何やっても思い通りの解決にならなくて
母は認知症ですぐ会話の内容忘れるし、拉致が開かない
この闇の世界に入ると、いつ抜け出せなくて分からなくて不安になるんだと思う
そして、思考の視野が極端に狭くなる
だって、母の回復は本当に予想がつかないから。

そして、今回は助けて欲しいタイミングで、
３人も娘がいるのに誰1人とも電話できなくて、
3人の誰でもいいから、すぐに電話が欲しくて家族LINEに至ったんだと思う。
（私はお昼寝してただけだけど・・・）
家族LINEには孫2人も入ってるから、私の娘は私に対して、「じぃじ、大丈夫だった？」ってLINEが来てたくらい。

話すことで負荷を減らすのと
母を放っておく父は悪くないっていう承認
母に何か解決とか、対策できることはないかの助言

そう言った話をするのは大事だと思う
そうやってなんとか父のメンタルは維持できてるんだと思う。