認知症母 布団が敷けない

ちーたむ
ちーたむ

寝るところって、別に考えたことなかったけど、認知症母にとっては寝るところの準備ってすごくレベルの高いことみたい。母の姿を見て気づくことも多い

重い物を好む

母のベッドの様子を見ていると
軽い羽毛布団で寝るよりも、昔の布団のように重くして寝る方が寝やすいのかもしれない
だって、いつも羽毛布団の下には2枚の毛布と羽毛布団の上には2枚の薄手の布団をどこからか探って出してくる。
もっとシンプルだったら混乱しないんだろうけど
上だけで5枚もかけてるから、時々母はどの間に入って寝て良いのか分からなくなる
そして、混乱して試行錯誤して整えるうちに
どんどん混乱して収拾つかなくなって諦めて寝てるみたい。
だから、気がついた時は母のベッドをチェックして整えるようにしてる

これはいつぞやの朝の風景
もしかしたら起きて布団を畳もうとしたのかもしれないけど
きちんとしているようでぐちゃぐちゃになってる
敷き布団の上の暖かいマットはどこかに行って
敷布団が中途半端に折り畳んである・・・・
湯たんぽはカバーだけ置いてあるけど、中身はどこいったかなー?

布団が敷けない

これは以前のブログでも出した写真だけど
ベッドを導入した初日にベッドにあったものを全ておろして引き直してた
冬なのに毛布だけで寝て
敷布団が十分じゃなくて首が痛いって怒ってた

色々な場所で寝る

これは2階の部屋で、
以前私たちが帰省した時に寝ていた部屋
今は母が2階で寝ることがなくなったから
2階のベッドのある部屋で私たちも寝るようになったけど
母が妖怪ばぁばになって2階のベッドの部屋に閉じこもった時とかは
私たちの寝場所として使ってる
だから、この部屋には布団1式が置いてある
本当はフローリングなんだけど
余った畳があってそれを敷いてある部屋になる
布団はきちんと畳んであったんだけど
ある日帰省したらこうなってた
多分、母の機嫌が悪くて落ち着かなくて
2階のこの部屋を使ったんだろうな
でも布団がうまく敷けないから羽毛布団を敷布団にして
毛布で寝てる
しかも、小さいけど右側の窓の下の所にさつまいもの煮物が1個食べかけで置いてあった・・・
母、非常食を持って引きこもったんだろうな・・・・
奇跡なのは、寒い地域だからか
虫が集ってたり、かびたり、悪臭がなかったこと
そして、だから異変に気付きにくいし
またこれを食べるんじゃないかと不安になる
そしてカビたり腐らないのは、市販のおかずの怖い所でもあるのかな・・・

その場しのぎの工夫

こればっかりは母に伝えても分からないし
言ってることが理解できないから、何か分からないけど怒られてると認識しやすいパターン

だから、これはその場しのぎで
気づいた時に布団を整えるとか
湯たんぽは5月の今でも準備してるくらいだから
そん時に毛布の下に入れて、どこに体を入れていいかわかるように
布団を軽く折り畳んでわかるようにしておく

これは極端に広げすぎだけど、
こうやっておけばどこに体を入れたらいいか分かる。
写真の頭部に白い柄のタオルケットが巻いてあるのは
下に引いたマットを毛布と勘違いして捲らないための対策
でも、この時は数日で白いタオルケットはどこかに行っちゃった

そして、2階の部屋は、
今回の帰省中に部屋に布団を入れるようじゃないけど
布団も折り畳めば入る棚があって、
外からも見えないからそこに片付けた
不用意に母が使わないように
そうやって、いろんな所の置きっ放しをやめて行って
整理していく

母が寝れれば良いだけだから
放っておいても良いことだけど
どうやって寝てる??って時もあるから
こればっかりはこちらが気づいた時に整える
もしくは、母なりに頑張って寝てもらうに限る

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