10月の遠距離介護の帰省　やっぱり父にイライラする　松茸編

父の口は出すけどやらない件

前回のブログのキッチン編もそうだし、今回も我が家だけでは無いと思うこと
高齢者の知識は豊富だけど面倒なことは嫌だからやら無いけど口は出したい的な感じ
父は物知りだし、雑学良く知ってるし、それを話すのが好きだから
時々アイデアみたいに口出ししてくる。しかも饒舌に！！
でもねぇ、だったらやってよ！！って思うこともしばしば
口だけ達者なら、見本見せてよ！！って思ってしまうこともしばしば・・・

兄から貰い物の松茸のお裾分け

今回の帰省中に珍しく兄が実家に寄ってくれた
（職場は事務所だから近いけどほとんど寄ることは無い）
そして、知り合い？から松茸を貰ったからってお裾分けしてくれた。
私が帰ってる時じゃなかったら、きっと腐らせてしまうんじゃないかと思うから
本当いいタイミングでお裾分けしてもらいました！！

これが貰った松茸！！
いい香りもするし、「高級」ってイメージが強いから、なんだかすごく嬉しい
最近、歳をとったせいなのか、貰えるものはなんでも嬉しくなってきた。
でも、正直、自分で松茸は買わないし、わざわざ松茸のメニューを頼むこともない
旅館とかの夕食に松茸が入ってると嬉しいって思うくらいで
調理したことは無い
庶民派の私は、エリンギ買ってバター醤油焼きにしたほうが
高級さにビビることなく大量に作って大量に食べたい派
でもせっかくの松茸だもん、美味しくいただきたいし、どうしようかなぁ・・・なんて考えてた。

父に松茸料理を作ってもらう

何にしようかなぁ・・・なんて迷ってたら、
父が

って、なんだかすごく説明し出した。

って、2周目の会話が始まり出したし、すごく説明してくる

って、提案してみた。
若干イライラしつつ、優しい口調で。
たまには父が作っても良いかもとも正直思ったし、どんな反応かなーなんて思ってたら
父、ゴニョゴニョ言い出して終わってしまった。
きっと作らないから、松茸の処理の仕方とか、松茸ご飯とか色々調べて
ディサービス後の母と一緒にスーパーに買い出しへ

松茸ご飯の結果

そして、帰宅してキッチン見たら・・・・
松茸の上に一枚の紙が置いてあって、父がいなくなってた
その紙を見てみると・・・・
松茸ご飯の作り方をわざわざ調べて印刷して置いてあったーーーーーー！！！！！！
父ーーーーーーーー！！！！！
こんなことぐらい携帯ですぐ見つけられるのに
数分後に戻ってきた父は

って。父には嫌味とか通じないから、
作り方困ってるなら、レシピ渡してあげた的な感じになってる。
作り方の知識はあるけど、作る気は無い父と
作ったこと無いけど料理が作れる娘
父からしたら、父が情報を提供すれば、全て解決！って感じよね

携帯見ればレシピはあるけど
父がせっかく印刷してきたんだからとそのレシピに沿って作ってあげたんだけど・・・・
A4横に印刷してあって、左半分に写真と分量、右半分が作り方の手順が最初から載ってる。
下処理は携帯で調べて下処理して、レシピ通りに作ったんだけど・・・・
・・・・父・・・・裏もあったんだね・・・・
裏には右半分に残りに調味料が載ってた。言ってもお酒とか2種類くらいだけど・・・・
どう見ても表面だけで解決してるように見える印刷物・・・・
縦に印刷してくれたら、全部分量通りにできたのに
いや、裏まで確認してない私が悪いんだけど、
どうでもいい印刷は、大抵いらない裏紙に印刷するから、それだと思ってた。
超絶うまいとまではいかないけど、松茸のいい香りのする炊き込みご飯ができたからいいけどね。

そして、出来上がった松茸ご飯がこれ。ちょっと写真は寂しいけど、油揚げとかも入ってる
半分は天ぷらにして提供。
香りもいいし、美味しくいただけました。

認知症母と松茸

そして、立派な松茸を母に見せて芳醇な匂いを嗅がせたら

って、松茸の匂いの良さも忘れてしまってた
松茸の味がイメージできないと、ただの臭いキノコになっちゃうのね
最初に松茸見つけた人が認知症じゃなくてよかったね。
いや、もし認知症の人が最初に松茸見つけてたら、臭いキノコとして安く市場に出回ってのかしら？
なんてくだらないこと考えてしまった。

そして、父に対して永遠の反抗期の私
父が言うことの逆をしたくなってしまう私
父の知識をひけらかす内容の間違いを見つけて論破したがる私
父の知識のさらに詳しい情報を説明したがる私
反抗期もあるけど、敵わない父に何かしら勝ちたいんだと思う