8月の遠距離介護の帰省 認知症母の夜の熱中症対策で接触冷感寝具を買いに行く

ちーたむ
ちーたむ

認知症母の寝室はクーラーは無いし、扇風機とか音の出るもの、コンセントを使うものは使用できない。でも、この暑さで夜間の熱中症が心配で接触冷感寝具を購入することにしてみた話。老老介護の実際は難しい

実家の夏事情

我が家の実家のある田舎は、昼間は標高もやや高く日差しも強いから気温が高いけど、基本的に夜は涼しい
今回の帰省でも、私と孫娘(私の娘)は、2階の部屋なので、窓を開けて寝ればクーラーも扇風機もいらない
でも、母の寝室は1階で、クーラーも扇風機もない。縁側にベランダにつけるような大きな窓があるけど、夜間開けたままにして寝るには少しリスクが高い。
それに昼間は、母の機嫌が悪いと部屋にこもって寝ちゃうから、熱中症が心配

そして、母は牛乳以外の水分をほとんど摂らなくて、果物とか牛乳で水分補給してる現状
(過去ブログ 認知症母 水分を摂る努力に苦労する

対策が容易じゃない認知症母

では、暑くてクーラーのない部屋なら扇風機をつければ?って話になるんだけど、
まず、我が家の扇風機は壊れてて去年の大掃除で破棄してて無い
そして、扇風機を買っても、扇風機の音に反応してしまう
なんていうか、認知症になってから、母は音に敏感になって、音の出るものを長時間つけると気になってしまう
(過去ブログ 認知症母、音に敏感になる
では、音の少ない扇風機にしてみたら?って話になるんだけど、
これも認知症になってから、特にコンセントとかに執着するようになって
コンセントを付けたまま寝るのを嫌がって外してしまう
そうやら火事になるのが怖いらしい。

そして、認知症母 クーラーが使えないでも書いたけど
つい最近まで、ふかふかの敷きパッドに毛布のままで「暑い・暑い」って言ってた母・・・
こちらが環境を整えないといけないし、
かといって、機械に頼るのが難しいのが現状

ニトリのNクールを買ってみる!

そこで思いついたのが、
ニトリの接触冷感寝具Nクール(極冷感)の敷きパッドとひんやりケットを購入
本当はひんやりケットだけでもいいかなぁと思ってたけど
敷きパッドもひんやりしてたら気持ちいいだろうなぁってことで購入
実際Nクール使ってるから、使用感は知ってるし、
帰省した午後、超ご機嫌な母も連れて行って、冷たい布にびっくりしてるし、買ってもらえるってことですごく喜んでくれてた。

そして、母、

母

お父さんにも買ったら絶対喜ぶよ。絶対

って、父の寝室にはクーラーがあるはずだから、いらないとは思いつつ
キラキラした目で父にも買ってあげたいと訴える母が可愛らしく見えて、父にはひんやりケットのみ購入

母

お父さん、喜ぶねー 嬉しいねー

って。いつもは男性である父を毛嫌いすることが多いのに
母の久しぶりの気遣いと優しさに触れちゃいました

ちなみに、このお代は事前に父に相談してたので、父のお金だったりする

使ってみてのその後

まぁ、普段暑くても寝てた母なので
実際の感想は、最初の付けた時のみで
機嫌がやや悪いと「寒い」って言ったり
それ以外は、なんだか曖昧な反応でした。

そして、時々ひんやりケットは洋服掛けにかかってるから、使われないこともあったりで
敷きパッド購入して良かったってのが実際の感想。

もう少ししたら、朝方はひんやりする日も出てくるけど
やっぱり昼間は暑いから、自分達の安心材料のためにも買って良かった感じでした。

最後に補足:父の寝室

ちなみに父の寝室は短い渡り廊下みたいな所を経て父の寝室があるんだけど
基本的に、父の寝室には入らないし、生理的に入りたくもない

でも・・・・
父・・・・8月のこの時期に毛布をタオルケットがわりに使ってた
なんていうか、冬は毛布2枚と羽毛布団が、夏は毛布1枚みたいな
一応、季節に合わせて減らしてる?感じだけど?
確かに毛布は触り心地いいけど・・・・?
クーラーも使ってるのかどうか分からないし
父のことは父に任せてるから介入しないけど、
とりあえず、毛布の下にひんやりケットを忍ばせてきました。
母の買ってあげたいの思いに寄り添って大正解だったかもしれない
いや、むしろ母より父の方が熱中症のリスクは高かったのかもしれない・・・

でも、父も曖昧な反応なのか、朝には忘れてるのか、特に感想は聞かれず。
高齢になると気温に鈍感になるからなのか?
夜中になれば、窓を開けてなくても涼しいから、最初の寝苦しさを超えたらいいだけなのか

老老介護の実際って
こんな夜の寝具とか、すんごく細かいことだし、実際はそれぞれの家庭や住んでる地域によっても違う
でも、くどい様だけど、老老介護の実際って
介入しないと見つけられないことが多いと感じたし
介入しなくても問題ないこともあるし、
熱中症とかの事が起きてから、老老介護の些細な実際を知る事だってある
高齢者だけの判断で過ごす日常って、ある意味怖いと思ったし、でも、ある意味こちらが心配するほど大袈裟ではないのかとも思ってしまう。

とりあえず、そんな時は、「私の自己満足のため」って思うようにしてる
自分が遠距離で心配でモヤモヤしてるくらいなら
とりあえず対策してみて、安心したい。
熱中症になって入院してから、対策しとけば良かったにはしたくない
なんせ、認知症の母だもの。本人からは正しい情報が得られないから、行動してみて対策するしかないのかもしれない

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