遠距離介護の帰省 父の誕生日の計画

ちーたむ
ちーたむ

今回の帰省の初日は父の誕生日。母が認知症になるまで、私は父の年齢も誕生日もよく分かってなかった。西暦とか和暦とか干支は当然知らない。
母が認知症になって、老老介護で疲労している父。残された家族に対して少しでも良い時間が過ごせるように考えてしまう。その一つが誕生日なのかもしれない。

父の誕生日を知らなかった

母が認知症になるまで、父の誕生日も年齢も、もちろん今も干支や西暦はとかは知らない
母の日も、母の誕生日も何かプレゼントを買った記憶はあるのに
父の日や父の誕生日に何かプレゼントを買った記憶はない
ちなみに、私は、実は兄の誕生日も知らない
父と兄が7月生まれなのは知ってるけど、同じ7月生まれだからこそ
日にちが覚えられなくてってのもあった。

そして、私に娘が生まれて
おじいちゃん子・おばあちゃん子の娘(両親から見て孫娘)が父の誕生日を知ってて、管理してたし
「おめでとう」を私と孫娘で電話したり、動画をLINEで送る程度だった。

仲が悪いわけでは無いけど
年に2回帰るか帰らないかの実家だったし
疎遠と言うより、自分達のことでいっぱいいっぱいだった
そして、他の兄や姉妹たち家族は両親に対して何をしてるかも知らないし、関心はなかった

ただ、父は家族と孫の誕生日は
忘れずにLINEでメッセージとか電話してくれたりする
少し几帳面な人だから
昔から祝ってもらえなかったこと、どう思ってたんだろうな?

母の認知症で変わったこと

でも、母が認知症になって
人格が変化する時が出てきて(認知症母の5つの人格
父が不整脈の治療や大腸がんの治療が必要になって、帰省するようになって
家族の関係が変わった気がする

それで母が認知症になってからは
母の誕生日より父の誕生日を祝うように変化していったように思う(プレゼントとかは無いけど)
一昨年は私と孫娘で動画でLINEにメッセージつけて送ったり
去年は私と妹と父でケーキを食べたし(母は機嫌が悪くて出ていってた)

なんていうか、少しでも楽しいひとときを過ごせたらって言うのが思いなのかもしれない

ありえない誕生日動画

そして、今年、我が家ではあり得ないことが起こった
孫娘(私の娘)の発案なんだけど
母と私たち兄・姉・私・妹の4人とその子どもたち(孫)7人の誕生日動画を作ること
それぞれの家族もしくは個人で動画を撮って送ってもらって編集するだけだけど
それでも、まず兄や姉妹たちそれぞれの動画が一つになるなんてあり得ないし
そもそもみんなが一緒に集まることもないから
77歳の父の誕生日にそんな動画が作れたことにびっくり
私が作るわけではないけど、そんな発案をする私の娘に感謝!!

そして、今回父の誕生日の日に帰省して
あとは母のメッセージを入れて、急いで編集して完成して見せる予定

ディサービスもあるから時間も限られるし
母の機嫌が一番心配だけど
動画撮って、家族全員からのおめでとう動画作れると良いな

誕生日の作戦

金曜日が父の誕生日だけど
この日は孫娘が大学終わってから迎えに言って、そのまま帰省
夕方6時くらいの帰省だから
母の機嫌が一番怖い
本当は実家のある街でケーキを買って帰りたいけど
そんな時間はないし
実家まで高速3時間。
いかに早く到着して母の機嫌を保つかが鍵だから
今住んでる街のケーキ屋さんで常温でも良い15センチの小さめのホールケーキを買って帰る予定

帰ったらあるもので急いで夕ご飯作って
お祝いできますように
高速とか渋滞せず、スムーズに帰れますように
母の機嫌が良いと良いな・・・
父母、私、孫娘で誕生日会ができると良いな

その後の結果は続く

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