映画好きの父は認知症母の介護と父自身高齢で映画館まで車で行けないから数年映画を観ていない。そんな父へ孫娘が映画に誘ってくれて、映画を観ることができました。
実家の映画事情
我が家は田舎で映画館は市内にも近隣市内にも無い
私たちが子供の頃は2箇所くらいあったんだけど、少子化の影響か10年以上前にはもうなかった
だから映画を観に行くには、一番近いのが県外で2時間かかるところまで行かないと映画が観れない
父は映画が好きなんだけど
母が認知症になって観れなくなったのと
父も77歳だから近隣市外以外の運転と夜間の運転は辞めてもらってる
だから映画に行くには誰かが一緒に行かなきゃ行けないんだけど
母が一緒だと遠出はできないし、ディサービスの日を狙うしか方法は無いけど
土曜日のディサービスを母は嫌ってるから、万が一お迎えに行けるように人員確保も必要
何より私は父に映画を観てほしいけど、私は父と一緒に映画が観たくない
でも、今回私と孫娘が一緒に帰省することで
私は自宅で料理とか掃除をして待機して
孫娘が運転して県外の映画館に父と一緒に行ってくれることに
孫娘は22歳だけど、おじいちゃん子なので2人で出かけるのも、運転も平気
そんな感じで映画を観ることが実現しました!!
映画計画
そして、孫娘と父が観れる映画を探してたら
「ディア ファミリー」なら邦画出し、実話だし一緒に観れそうな予感
父はディア ファミリーの映画を知らなかったけど、自分なりに調べてた
なんか、父もすごく楽しそう
でも、時は子どもたちが夏休み突入の時期
映画は朝の9時すぎの1回だけ
他の映画館は少し遅いけど、それでも9時代ばかり
まぁそうだよねぇ・・・夏休みだもん
県外の映画館って言っても大都市って訳ではないので上映は限られる
時間が少しでも遅いところを選んでも、どっちにしろ距離が遠くなるから家出る時間は変化なし
映画のために、朝の6時半には家を出ることになりました
孫娘と「ディア ファミリー」を観る
そして映画上映前に父の記念?写真
いつも作業着しか着てないけど、孫娘とのお出かけで珍しく普段着を着てくれました
この服、15年くらい前に私と(孫)娘と沖縄行った時にお土産で買ってきた服
沖縄の伝統の柄のかりゆしウエアを買った記憶が・・・
なんだかお出かけが楽しみなのが伝わってくる
睡眠時無呼吸症候群の父はいつでもどこでも秒で寝るんだけど
予告が始まったと同時に父は寝出しちゃったみたい
でも本編が始まったらずっと起きて観て感動してた
映画、良かったよーー
お父さんの体の中(心臓の血管)に入ってるステントも、もしかしたら映画みたいな経緯があったのかなーとか色々考えちゃったよ
って。
はて??父??
父の体の中にはステントは入ってなくて、治療したのはアブレーションだから不整脈の原因の血管焼いただけなんだけどなーと思いつつ、いちいち指摘しても聞いてないから聞き流しちゃいました
楽しかった久しぶりの遠出
朝8時半には現地に着いて
午前中には映画も観終わって
美味しいご飯を2人で食べて3時ごろには帰宅しました
話好きの父、車の中でも孫娘とゆっくり会話できて
大好きな映画も観れて
ゆっくり美味しいものも食べれて
ゆったりと休日が過ごせたみたい
帰宅後もすごく喜んでくれてた
父の本心
でも、実は当日の朝、ボソッと
お母さんもディサービス休んで一緒に行けないかなぁ
って一言
本当は母と一緒に行けたらもっと楽しいと思ってるんだろうな。。。。
でも、現実は遠出を嫌う母
もしディサービス休ませて行くとしたら
まず説得から始まって
途中で引き換えすとか、車の中で待機するとか言い出すから
今の状態では無理だと伝えて、孫娘と一緒に行ってもらった
父は母のことで精神的に疲労困憊だし
今回の映画観るのは、父の息抜きのため
でも、
やっぱり
母のことが気になるんだよね。
自分だけ孫娘と楽しむことが申し訳なかったり
色々考えるんだろうな。
でも、現実は理想通りに行かないから、
自分の息抜きのことだけ考えてもらった。
父が「久しぶりに楽しめたよー」って言ってて
映画の話とかしている姿を見て
一緒に行って、安全運転で行ってくれた私の娘に感謝
ありがとう
そして、いつも母の面倒を見て頑張ってる父
いつもありがとう
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