父からのLINEで母のことをフキハラって呼んでた。確かに、母の認知症は不機嫌ハラスメントかもしれないって妙に納得してしまった。そしてその言葉の重みに悲しくなった。
ショートステイ後の父からのライン
お母さん、ショートステイ帰ってきたよ
帰ってきた時お姉ちゃんがいてくれて機嫌が良かったよ。
ホッとしたよ
明日は休みだね(7月15日祝日)
フキハラが無いといいな
母の3回目のショートステイが無事に終わり
帰ってきた報告を家族LINEにしてくれてた。
なんせ2回目のショートステイは泊まれず帰ってくるし
いつも帰宅後機嫌が悪いことが多いから
父にしたら姉が遠距離介護の帰省で帰ってて対応してくれたことにホッとしたみたい
そしてフキハラの文言が
今流行りの言葉だなーって思いつつ
なんだか妙に納得してしまった
それと同時に父のささやかな願いに悲しくなった
我が家の認知症母はフキハラ(不機嫌ハラスメント)だ
フキハラとは
フキハラとは・・・ちょっとネットから引用させてもらいました
↓↓↓
不機嫌な態度をとることで、周囲の人を困らせること
「不機嫌ハラスメント」とは、口調や行動、態度などで自分が「不機嫌」であることを表に出し、周囲に不快感や威圧感を与えたり、気を遣わせることを言い、通称「フキハラ」とも呼ばれています。
KOKUYO 働き方用語辞典 https://www.kokuyo-furniture.co.jp/contents/dic-badmood-harassment.html
認知症母のフキハラ
我が家の母の認知症のタイプはどちらかといえば悪質
もちろん可愛い認知症母の時もあるけど
機嫌が悪い認知症母の症状は
以前によくあったのが・・・
・ものを隠す
・父の服を破く
・嫉妬妄想(過去ブログ認知症母、父の浮気を疑う 嫉妬妄想)
・人格変化(妖怪ばぁば)
そして最近は・・・
・家を飛び出す(数時間帰ってこない)
・無視
・暴言
・部屋に篭る
これらの不機嫌ハラスメントが多い
母にしか見えない世界での勝手解釈で
私たちが巻き込まれる
理由のわからない不機嫌
まさに不機嫌ハラスメント
父のメンタルを落とす最大の原因
そしてこのフキハラ
ずっと一緒に暮らしている父には一番しんどい
私たちもそうだけど
なんていうか常に顔色を伺った生活
機嫌の良い可愛い認知症母の時は良いんだけど
いつスイッチが入るかわからないから
結局はいつも顔色を伺ってる
認知症だと分かっていても
やっぱり意味不明な不機嫌や暴言、無視は結構しんどい
認知症の世界を理解してあげてって言われるけど
こればっかりは本当にキツい
認知症の不機嫌ハラスメント
理由がわからない
謝って許される次元の話じゃない
いつ終わるか分からない
説明は無駄
これが母がいるときにずっと発生する
機嫌が悪い時は精神をえぐってくる闇に落とされる
父のメンタルは本当にこれに影響する
「フキハラが無いと良いな」って言えてるLINEは
その瞬間、母が機嫌がいい証拠(姉が帰省してるから)
そして、いつ不機嫌に変身するか分からない母に対して
永遠に機嫌がいい状態が続いて欲しいと願ってる
フキハラって言葉に妙に納得しつつ
「フキハラが無いといいな」って
父のささやかな願いのLINEの言葉の重みに悲しくなる
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