父は無趣味というか・・・多分、仕事はすごく誇りを持ってやってるから趣味とも言えるくらいなんだと思うけど、好きな旅行も行けなくなって・・・趣味がないからボケちゃうんじゃないかと思ってるけど、大丈夫な気もする
母と父の趣味
認知症母は昔はものすごく趣味が沢山あって、何においても極めがち
編み物は孫たちの服や自分の服も編んじゃうし
写真は作品を出展したり
写真のために海外行ったり
中国の美しい景色に魅了されて中国語を覚えようとしたり・・・
でも、そんな母でも認知症になってしまった
そして、父は昔は旅行が好きだったけど、旅行に行けなくなって
父の方が認知症になってしまうと思ってたけど
今も年相応くらいの物忘れはあるけど、これは物忘れじゃなく、父の場合聞いてないだけ
もしくは、母の機嫌によってメンタルがダダ落ちになって、人の言葉が入らなくなっちゃうだけで
まだ認知症ではないと思ってる
まぁ、父は今でも自分の会社を大事にしてるし、仕事はすごく生きがいなんだと思う
父の趣味
でも、娘が趣味と認定してないだけで
父、もしかしたら意外に趣味を持ってるのかも・・・と最近思えてきた
それは、テレビ
父は朝の4時半に起床すると、何かのコーラスみたいな音楽のテレビ番組?をずっとテレビでかけてて
スタンドライトと老眼鏡で新聞を読んで
時には本も読んで
父のいる間はずーーーっとテレビがついてる
しかもお風呂にもテレビをつけてるから父はお風呂は比較的長めだし(寝ちゃうこともある)
そして、意外にテレビの話題とか、色々な歴史とか昔の話は忘れてないから、知識はある方だと思ってる(思い込みとか、中途半端な記憶も多いけど)
しかも、テレビをあまり見ない私
実家に帰省して、父がいる時だけテレビをつけるんだけど
土曜日の昼に「なんでも鑑定団」やって
日曜日の昼も「なんでも鑑定団」やってて
何かの時間帯にも「なんでも鑑定団」がやってて・・・
はて?田舎だから、「なんでも鑑定団」再放送とかで流すことが多いのか?ってずっと不思議だったけど、どうやらそのうちのいくつかは父の録画だったことが判明
もちろん再放送もあったけど、
姉も同じこと思ってたらしいから、父には父のこだわりがあって、テレビを見てるんだろうな。
ちなみに我が家のテレビの主導権は父にしかないというか、私も認知症の母もテレビを見ないからいつも父が好きなように好きなものを見てる。
父の精神的な負担の軽減
母の日々の介護でというより
食べないとか、不機嫌とか、不穏で精神的なダメージが大きいのと
いつ、これらがやってくるか分からない不安で、日々ストレスは溜まるのは事実。
でも、最近母が早いと19時ごろには就寝することもあって
そんな日は食後に急いでお風呂を沸かして、浴室と脱衣所を温めて
場合によっては湯たんぽを作って、母の部屋の電気毛布をつけてって大変なんだけど
これが終わると、父のゆっくり1人でいられる時間が確保できてるんじゃないかと思えてきた
昨日も20時前の家族LINEに、母がもう寝ちゃったこととか、所さんが出てる番組見てるって報告があった。
まだまだ寝るまで2時間程度、父はゆっくりお風呂に入って、テレビを見てゆっくり過ごせる時間ができてきた。
多分、観た内容を共有したいのか、テレビを見てる人にしか分からない内容を送ってくるけど
それでも、そんな感じでいいよねって思えてしまう。
最近は、NHKのニュースなのか分からないけど、予約しておいて、空いた時間に1.5倍速で観たりしてるし予約したものも見なきゃ行けないし、見たいテレビもあるし・・・ですごくいいのかも。
実費分も含めて、介護にかかるお金の問題はあるけど
少し、今は落ち着いてる時期なのかもしれない
認知症の悪化は避けられないけど、少しでも長くこの状態が続くといいな
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