8月の遠距離介護の帰省 実家の断捨離・地下室の大掃除

ちーたむ
ちーたむ

我が家の実家には地下室があって、そこが物置になってる。でも、誰も掃除しないから大変なことに。。。今回は手付かずの地下室の掃除をしたけど、半分が精一杯でした

実家の断捨離

去年から実家の大掃除を始めて、物で溢れかえってた部屋がどんどんスッキリシンプルに
何も無い部屋になりつつあります
昔は最大で家族7人で暮らしてて、部屋数もまぁまぁあって、でも今の最終形態は2人暮らし。
みんな家を出ちゃった分、空きも増えたけど、
この数十年で買ったものとかいらないものとかを捨てずに空いたところに置いてってたし、
出て行った私たちもいらない物を実家に持って帰って置かせてもらってた
そしたら・・・
いつしか物で溢れてきて、
いつしか住人は父と母のみになって、
いつしか2人は高齢化になってて・・・
いつしか収拾がつかない状況と変わり果ててしまってた

そして、母が認知症になって
実家に足を踏み入れる様になって、この惨状を目にしてなんとかしなきゃと立ち上がったのが去年の話
帰省時に少しずつ物を捨てていく生活
今はどの部屋も他人が入っても見せれるくらいに良くなってきた

断捨離を始めた理由は
私だって、いつまで健康にいられるか分からないから体力のあるうちに大掃除をしておきたい
このまま放っておいて、私の娘の代に大掃除させるなんて酷なことはしたく無い
そして、父と母がいるうちに、快適な環境にしたい
なんせ、認知症の母、どこに何を隠すか分からない時期があったから
物で溢れてた実家は埃とゴミと不要な紙類と物で大変なことになってた

でもそのおかげで、昔の懐かしい素敵な写真が掘り出されたりして
思い出話に花が咲いたり、
今まで汚くて帰りたくなかった実家が、すごく住みやすくなった

地下室の大掃除

我が家は建築関係の仕事だったからか
父が家を建てる時、父が思い描いた家を建てたんだけど
どういう理由か分からないけど、地下室も作られてた
床も壁も全てがコンクリート張りの物置の地下室

地上の部屋はほぼ片付いてきたので
今回の帰省で地下室の掃除を着手

地下室のすごいところ

地下室は、常に除湿器を置いて除湿されてて、年中涼しい
その中に足を踏み入れたら・・・・

大量の大きなゴミ袋に入った3袋分の昆布!!!
乾燥されてるからなのか、匂いすらなく、放置
数年前?十数年前?かにもらって、出汁用として使ってたみたいだけど、いつしか面倒になって放置
もう食べられないんだって。
これは速やかに市のゴミ袋に移し替えて廃棄
地上に持って行ったら、たちまち昆布臭がすごかった・・・

あとは、今回手付かずだけど
多分10年以上前の筍の入った瓶とか数本・・・
昔の習慣で母が冬に食べるように保管してた方法なんだけど、(雪国だから)
お酒の一升瓶の中にびっしり筍が綺麗に入ってる・・・・
どこかのタイミングで捨てようとは思うけど
今回は怖くて開けられず、次回に持ち越し
あとは、我が家はお酒を飲まないんだけど
もらった数十年前のワインとか、数本放置されたまま
中身開けて捨てるのが面倒なのでこれも放置・・・・

でも、地下室で常に除湿されて涼しい環境だからか
物が腐ったり、異臭を放ったりせず保管されてることにびっくり
他には袋に入ったワカメとか、捨てれるものは廃棄しました

兄姉妹の思い出の品々

そして、一番手こずったのが私たちの子供の頃の物たち
そういえば、我が家は年の変わり目に段ボールにいらない物を詰めて片付ける習慣があったんだけど
捨てた記憶は無かった
きっと、父や母が捨ててると思ってたら、ずっと保管してあったことが発覚。

ほぼ40年前の保育園のカバンやランドセル、
計算ドリルや漢字ドリルに教科書、ノート、プリント、日記・・・・・
そんなものが地上の部屋にもあったけど
まさか地下にはもっとあったとは・・・・・
しかも我が家は兄、姉、私、妹と子供の数も多いから4人分・・・・
母は洋服を裁縫で作ってくれたりもしてたから、1970年台の子供服の型の本とか、今では絶対に使えないような柄の大きな布とか・・・・
超昔の本や子供時代に買った小説とか・・・
写真のネガも全部取ってあって、ゴミ袋が足らないくらいゴミとして処分しました

適切に処分していれば・・・・

今思うと、父や母もその存在を忘れてたし、
我が家はどんどん住人が少なくなってくるから空きスペースも沢山あった
だから、どんどん物が溢れてくるし、
溢れてくる物に対して処分しようとかの発想が父にも母にも無かったんだと思う
それに勿体無い精神があるのと、子供たちが段ボールにしまった物をいちいち見ようとも思わなかったんだと思う

適切な時期に適切に処分するって大事だな

みんなが年老いてしまってからはどうしようもできないし
後世に受け継ぐものじゃない

私が動けるうちに掃除しとかないと
何を残さなきゃいけないかも分からなくなっちゃうし
実際、掃除して色々写真が出てきて、父に見せることができたし、思い出の話もできた

認知症の母には分からないこと
部屋が綺麗になっていくのも気づかない母
思い出のものかどうかも分からなくなった母
思い出のものを処分することもできなくなった母
そして、
記憶はあるけど、体力の無い父

そんな父、母を見て
私の記憶と体力があるうちに整理して、綺麗にしてしまおう
誰も住まなくなってしまったら、本気でゴミでしか無くなってしまうから

床に昆布の袋とか置かれて、
1人が歩けるくらいしか無かった地下の場所も
半分くらい綺麗になった

父は数日に1回、地下に降りて除水機の水を捨てなきゃいけないんだけど
階段も急だし、暗いし、物で溢れてるから階段踏み外すんじゃ無いかと心配だった。
電球も明るいのに変えて、
階段の下に溢れてた物を撤去して、広くすることで、
足腰の弱い父が安全に地下の行き来ができるようになると良いな

今回はまだ半分
また残りは今度
そして、今回1枚も写真を撮ることを忘れたので、ちゃんと撮っておこうって心に決めた

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