前回の父からの電話のもう一つの気掛かりな相談事。認知症の母、下着で出歩く回数がどうやら増えてきたみたい・・・
父の電話相談
父からの電話相談は大きく分けて2個ありました。
1個目は前回書いた不定愁訴に対する薬の対応について。
そして、この不定愁訴の時とかおかしな母の時下着で出歩くことも悩み事
この下着で出歩く姿ってのは
上は肌着か服を着てて、下がパンツ一丁の状態
だから、裸にパンツ一丁ってのは今のところ無い
下着で出歩く問題
でも、これは以前からあった問題
過去ブログ妖怪ばぁばでも書いていたんだけど
最近は妖怪ばぁばになってなくても下着で出歩いてしまう
そして、私の感度はこの1年で鈍くなって
肌着で出歩くぐらいなら、もうあまり何とも思わなくなってしまった。
*肌着:ピンク色で首周りが少しレースみたいになってて明かに肌着と分かる上着
もちろん、事前に注意できる時があればするけど、
基本は早朝に起床と共に肌着のまま外に言ってしまうんだけど
これは、きっとお風呂でて体が暑いから肌着のまま寝てそのまま何も分からず出かけてしまう
何度も言うけど、辞めれるもんなら辞めたいけど
物音立てずに出て行っちゃうから、気づいた時には外に出てる
そして、その時に声をかけると怒って帰ってこなくなるから
少しでも早く帰ってきてもらうにはそっとしておくのがベスト
でも下着の時は、頻度的には少ない
前は妖怪ばぁばの時だけだったのに
父の相談では、昼間にも外に出歩いてしまって
父は上の服で隠れてて、下着(パンツ)すら履いてないんじゃ無いかと思ってびっくりしたみたい
下着で出歩くときの特徴
この下半身が下着だけの姿の母
家ではそんな姿を見せることは無い
下着になるときは、いわゆる不穏状態ですぐに外に飛び出してしまう時に起こる現象
見ている感じ、わざとでも無い、何かに不快でズボンを脱いでしまっている
別に失禁とかしてるわけでもないけど
過去に数回、トイレがわからなくて不穏状態になったこともあったみたいだから
何かそれに関係したことなのか
なんだか、何かが原因なんだけど、不穏になってしまうと
コミュニケーションで、その原因を探ることは難しくなっちゃう
なんせ、会話が成立しないし、母の視野や言動はものすごく狭くなる
何か原因がわかれば解決できるのか・・・・
どうにかできること、どうにもできないこと
父からの相談を受けて、
以前にも紹介した認知症母の対応で役に立った本にも書いたけど
「嫌われる勇気」に書いてある言葉が思い出されてしまった。
ロバを水辺に連れていけても、水を飲ますことはできない
岸見一郎,古賀史健:嫌われる勇気,ダイアモンド社,2013
私の中ではこの言葉と嫌われる勇気に書かれてあることですごく納得してしまったんだけど
私ができることと、できないことの線引きは大事で
できないことに関して悩んでも時間の無駄だと思ってしまう
母の下着で出歩くはまさにそうで、
対策はしても、最終的に母が下着で出歩くかどうかは母に委ねられてる
そして委ねられてる母は、認知症だから至極難しい
部屋に閉じ込めるわけにもいかないし、その場で注意しても悪影響しかない
父の電話で伝えたこと
ちゃんとした解決策では無いけど、
下着で出歩く頻度はそんなに多く無いから、悩んでもどうしようもできないことと
近々認知症の受診があるから、その時に不穏の現状について医師に相談すること
不穏時の薬も効き目があまり無いことも相談してみることを提案してみた
ご近所さんにも、母の認知症のこと知らせてって話したら
近くのご近所さんは薄々気づいてるし、「困ったことがあったら言ってください」って言ってもらえてるんだって。
幸い、田舎だからそんなに車も多くないし、人も出歩かないのと、21時すぎたら全体に就寝時間になるような地域。
そして、今まで警察とかにお世話になったことも無いし、呼んだことも無い
でも、昼間も下着で出歩いてたってのは今までに無かったこと
昼間は高校や小学校も近くにあるし、少し心配になってしまった
ここ最近1回/月の帰省だったけど、少し帰る頻度増やそうか・・・
父の負担も心配になってきた
次の受診で何か薬か何か処方してもらえると良いな
そして、できることは無いか、原因が見つけられないか考えなくては・・・
コメント