8月の遠距離介護の帰省 父が死ぬまでに行きたいところ

ちーたむ
ちーたむ

死ぬまでに行きたいところってどこだろう。。。父が死ぬまでに行きたい所を叶えたいと前々から思ってた私。今回はその場所への計画のお話

死ぬまでに行きたい所

ちょっと皆さんに問いかけ
自分自身や家族の死ぬまでに行きたい所・もしくは死ぬまでにやりたいことって何がありますか?

私は、出雲大社に行くこと・1人で海外旅行に行くこと(ツアーじゃなくて)・タイに行くことがあって、去年からそれを達成しようとしてる。
出雲大社も、1人で海外旅行も達成できた。
ちなみに出雲大社はずっと行きたいと思ってて、でも、ただ行くんじゃなくて無性に求める感覚(呼ばれる感覚?)になってからじゃ無いと行かないと決めてた。そして、去年、その時が来て行ってきた。
(ちなみに徳島県にある大塚国際美術館もランクは違えど死ぬまでに行きたい場所だったから、ついでに?車で両方行って達成してきた)
1人海外は地球の裏側的なかっこいい所とか、サバイバル的な場所に行けたら良いんだけど、過去に2回台湾に行って、台湾が好きなのと、1人で行ける言語と金銭的に身の丈にあってると思ったから行ってきた。神社仏閣が好きだから1人で街を歩きながらお参りしてきた。

父の死ぬまでに行きたい所

父にも同じように「死ぬまでに行きたいなぁ・・・」って言うことがあって、
20年くらい前に、その時も「死ぬまでにアンコールワットに行きたい」って言ってたから、
小さな孫娘(私の娘)を母に預け、当時独身の妹と私と父でアンコールワットにお金を貯めて行ってきた。

私は、意外に親孝行かもしれない?!

そして、母が認知症になって
数年前から父が言うこと
「死ぬまでには、〇〇さんのお墓参りがしたい」って言うのが父の言葉
そこは、若い時は父は日帰りで行ってたくらいなんだけど、車の運転が好きじゃない私には到底往復なんてできない距離。
実家から片道350Km以上ある距離。
今の父では1人で到底行かせられない場所。それにそこは多分都会だと思われる所
父が若い時に仕事で本当にお世話になった恩人で、生前は年に2回くらいはご挨拶に行ってた方
数年前に亡くなられたんだけど、コロナ禍で遠出が出来なくなって、その間に母が認知症になって、さらに行けなくなった。

父の願いを叶えるための条件

そして、父の願いを叶えるためには、条件がある
父には運転させられないから、運転して一緒に行ってくれる人
そして、母の面倒を見てくれる人
最低2人必要なんだけど、この人数確保と日にちの調整が難関だった。
そして、運転要員はできれば2人欲しい・・・・

そして、先方がその日程で調整可能かどうかも大きな問題だった

今回の帰省で父や孫娘、姉妹たちに相談

まず相談したのが、孫娘(私の娘)
父とは2人で旅行は行けるし、運転も可能
今は夏休みだから時間の融通も可能
でも、泊まりで行くにしても、やっぱり片道350Kmを父と2人で行くには不安
逆に私が父と一緒に行って、母の面倒を孫娘が見るには、不機嫌MAXになると孫娘も恐怖を感じて泣いちゃうので、母は私が対応することに
(父と私で出かけたら、自分勝手な父に多分私はイライラするし・・・)

そこで、姉妹たちに相談したけど
妹は、可能な限り協力できるけど、子供が小学生と中学生だから、完全に任せられるのは無理
姉は普段から仕事と趣味と友人付き合いで1ヶ月以上先まで予定が埋まってる
ってことで、分かってたけど、2人とも難しい・・・

結果的に、少しお金と時間はかかるけど
新幹線で行くことを提案。
父は「自分も運転する」って言い張ったけど、任せるまでの運転をお願いできないから
なんとか説得して、お墓参りするには新幹線が絶対条件なこと、
もう遠くの旅行なんて行けないから、孫娘と旅行がてら行ってきたら?って話でなんとか了解もらった。

旅行の計画

まずは娘と私の都合の良い日をピックアップ
できれば前後に実家に帰る日を設けたいから、4日は欲しい
そしたら9月の初旬に行けそう。
先方のご家族に相談したら、少し調整は必要だったけどなんとか行けそう

そうやって父にやりとりしてもらってる間に、
父、早速、ルートインでホテルも予約してくれてました。
孫娘と父で旅行へ
私は、実家で母の対応
妹は空いた時間に実家に顔出して協力してくれることに

父の行きたいところを叶えるのはこれで終わりのつもり

今回、恩師のお墓参りに行ったら、私もこれで満足できる
もう他の旅行先に行きたいとか言っても聞くつもりは無いし、車使わず1人で行けばいい
でも、「恩師のお礼を生きてるうちにしたい」に、やけに共感してしまったのも事実
恩師は父だけの思い出だし、人のご縁はすごく大事。
父がいなくなってからではどうしようもできない場所だから、どこか旅行に行きたいとは訳が違う
死んでしまったら天国でいくらでも会えるだろうけど、生きてるうちなのが重要

それをちゃんと実現するためには、
母のことを解決して、安心してもらうこと
日程を決めて行動を起こすこと(先方へのお伺い)
この二つが必要。そのためには、父1人では母のことがあるから日程を決めることはできない。
ショートステイも、いつお迎え呼ばれるかわからない状況だし、
ショートステイの日にちはなかなか希望通りに行かない
いつまで経っても、後悔が残ってしまう

今回やっとそれが実現できそう

これは、父のためではなく、自分自身のためでもある。
ある意味エゴかもしれない
自分が後悔したく無いために
親孝行を演じてるのかもしれない

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