12月の遠距離介護の帰省　認知症母、服を着ずに脱衣所から出てきてしまう

寒さから落ち着きが止まらなくなる

金曜日は夜から雪が降るって言われてたからまぁまぁ寒い日
ディサービスから帰ってきて、ご飯も食べてはくれたけど
ずーっと「寒い」「寒い」を連呼。
母は肌着２枚に薄手の服1枚、フリースのトレーナーを2枚重ね着して、さらにベストを着ても「寒い」「寒い」の連呼。まぁ、フリースのトレーナー2枚着てモコモコの母なんだけど、とにかく暖かそうな服が目に飛び込んだら着ちゃうから、すごい服装になってた。
そして、ソワソワが落ち着かず、寒いからこたつに潜ってしまえばいいのに、ウロウロ歩き回っては「寒い」を連呼
最終的に何度か説得して、こたつに首まで入ってもらって、
まだ夕方の6時半くらいだけど、寝るって言い出して、とにかく体を温めるためにお風呂に入れるように、急いでお風呂を沸かして、浴室と脱衣所を暖房つけて・・・・
なんとかお風呂に入ってもらうことに成功
その間に、ベッドの電気毛布のスイッチを入れて、湯たんぽを入れてと大忙し。
父は町内会の用事があって少し近所に行かなきゃいけないけど、とりあえず、母がお風呂に入ったし、父には自分の用事をしてもらうことに

母、寒さで服の着方が分からなくなる

そして、私はキッチンで冷凍の作り置きおかずを作ってたら

母、身体は水がついたままで、片腕だけフリースのカーディガンを通した状態で、肌着とか服とか抱えて裸のまま脱衣所から出てきてしまってた・・・・

とりあえず、タオルで身体をふきつつ、母に1枚1枚肌着を手渡して
この前便失禁してから念の為リハビリパンツを履いてるから、それを履いてもらって

最初慌ててたし、つい失禁かと思って新しいリハビリパンツ準備して、
服を着せいようとしたら、

って・・・母の「濡れてる」の原因は失禁じゃなく、水がついた身体で服とか抱えて脱衣所飛び出したから、水がついただけの話。母に多少の濡れだから大丈夫だって説明して、着てもらって、なんとか収束

まさか裸で脱衣所から出てきてしまうとは・・・
身体拭くことも混乱してできなかった。
まぁ服の着方は全然分かってないけど、今まではそれでも服を着ることはできたけど
今回、フリースのカーディガンを最初に腕に通しちゃったから、どうしたらいいか分からなくなったんだろうな

もしかして、そろそろお風呂の介助が必要になってくるんじゃないかと思えてきてしまった

母、寒さから脱する

そして、肌着からパジャマまで一通り着せることができたら
母、安心したのか、寒いのが落ち着いた様子。
母は母なりに服の着方が分からずパニックになってしまったことに対して、何度も謝られて、少し辛い気分に。
そして、そのころに父が町内会の用事を済ませて戻ってきたから、母の異様な行動は父には知られてない。
母に謝られて辛いのに、さらに父から母に対する文句とか、悲観的な言動とか聞きたくなかったから、今回は何が起こったのか言わずに、眠前薬を飲んでもらって、母には寝てもらって、父とは何事もなく過ごすことに。

さらに、この日はどうやら父も体調が良くなかったみたい
今度は父の番です
長い帰省の初日。まだまだ続きます。