母が認知症になる前は生ごみはすべてぼかし肥料としてコンポストの中に入れていた。そして認知症初期、母はとにかく自分の薬を飲まずに捨てていた
可燃ごみに生ごみがでない我が家
認知症になる前まで、畑で野菜とか花を育てるのが母の趣味
畑が家の裏にも、歩いて数秒の所にもあるし、
他に2ヶ所畑がある(今は草で荒れ放題)
そして、我が家は生ごみをぼかし肥料として使ってたから
基本的に生ごみの管理は母の仕事。
だから、我が家の可燃ごみは基本的に生ごみがなかった
(細かいことは覚えてないから、詳細な分別があったかは不明)
認知症後の生ごみ問題
そして、母が認知症になってから
母は生ごみを畑に持っていく習慣だけは残って生ごみが溜まってるのを見つけると畑に持って行ってしまう。
そして、春先にもあったけどこんな感じで捨てる?時もあれば
少し山になってる所に捨ててしまう
母にとっては大事な肥料
写真を見ると、素人の私にはバナナとかお茶のパックはダメだとわかるけど、なんとなく玉子の殻は肥料になるのかな?って思ってしまう
最近はゴミを捨てる概念も無くなってきたから減ったけど
調子がいいと捨てに行こうとしてしまうから
生ごみは三角コーナーに入れっぱなしにしないのが我が家の鉄則
調子が悪いと家の側溝に捨てた時もあるから、尚更怖い
薬を捨てる・捨てた薬を飲む問題
これは、初期の頃にあったことなんだけど
今よりもとにかく機嫌が不安定だった母。
家を飛び出しては数時間帰ってこないこともざら
そして、扱いの分からない迷走期だった父は認知症の薬を飲んでもらうのに必死で説得して
母の機嫌がさらに不安定になっての繰り返しだった(この頃よく妖怪ばぁばになってた)
そんな時にふとゴミ箱に飲んでない薬が捨ててあったり
自分で薬袋を勝手に漁って捨てたり、父の薬もごちゃごちゃにしちゃうから
父の薬は事務所に保管して、朝事務所で父は薬を飲むのが日課になった
さらには、捨てた薬を見つけて飲んだこともあるらしい
それから父は大きめのゴミ箱を家の外に設置して
毎日家の小さなゴミ箱のゴミを外のゴミ箱に捨てにいく仕事が増えた
毎日というか、ひどい時はこまめにゴミ箱をからにしないと、
いつ捨てた薬か分からなくなるから
それだけ、薬を飲むのに必死だったし
今思えばその必死さが母の拒薬になってたんだと思う
今は飲めるタイミングは見計らうし、飲めなかったら次のタイミングとか考えたりするけど
基本的に薬に対して執着する態度を取らなくなったのと
母も渡されたものを飲むだけの思考に落ちてしまったから、渡された薬を拒否することは無くなった
(ただ、机に置いてあるだけだと飲まずに自分の部屋に持って行ったり飲まないことはある)
我が家のごみ対策
そしてこれが家の外に設置したゴミ箱たち
一番右にある小さいゴミ箱は生ごみようとして、一時使ってた
母がここに捨ててくれたらいいと思ったみたい
でも、そんな高度なことができるわけもなく、ただただ生ごみが貯まるだけの汚いゴミ箱へ
何がって、今までの部分読めば
老老介護の父の苦労と努力と、頑張ってやってることが分かると思うんだけど
普通の家事レベルで見ると父は違う
私の家事の仕事が増える一方
ちなみに、家事レベルの問題は全て私が気になるだけの問題だから
父は一切問題だと思ってない
だから、私の仕事が増えると言っても、率先してやってること
でもねぇ・・・
生ごみも増えたんだから、せめて1週間に一回は、イヤ・・・せめて1.5週間に一回は可燃ゴミを捨てて欲しい・・・・2週間以上溜めてるんじゃないかとも思えてくる・・・
父は可燃ごみの袋に押し込みいっぱいいっぱいになってからじゃないと捨てないのが問題。
可燃ごみのゴミ箱がかなり汚いし、外に置いてるから小さな虫も寄ってくる
そして、家の中のゴミ箱は分別なく捨てて
ゴミ箱を外に持っていって分別してるから
そこらじゅうに小さなプラごみとか、ペットボトルとか栄養ドリンクキャップが散乱してる
しつこい様だけど、もう一回写真を載せると
今回の帰省では、生ごみのゴミ箱と可燃ごみのゴミ箱を洗って
全てのゴミ箱を避けて箒で掃き掃除をした後の結果がこれ。
その前の状況は写真に見せられないほど、いろんなゴミが下に落ちてる
特に母の貼り薬は透明のシートとか貼り薬の袋が地面にへばりついてる感じに散乱する
毎回帰省のたびにしても、次の帰省で汚れてるのを見るのが嫌だから
天気の良い日の数ヶ月毎にしかやらないけど、
これだけ頑張ってる父。普通の家事を普通レベルでやって欲しいとも思ってしまう
我が家の七不思議
ただ、父がゴミ問題に対して、
母の薬対策や、生ごみ対策は頑張るのに
ゴミ捨てとかに問題視しない理由は、きっと我が家の七不思議にある。
まず、地域?土地柄?ゴキブリが発生しない
これは家の断捨離するにしても、種とか色々出てくるけど、ゴキブリがいるかもしれない怖さが一切ないのがいい所
そして、可燃ごみを開ければコバエとかはいるけど、そこまでウヨウヨしてない
(私は帰省のたびに毎日コバエジェットを吹き付けて消滅させてる)
そして、乾燥してる地域だからか蓋さえ開けなければそんなに臭くない
多分、高齢の父からしたら匂ってないんじゃないか、コバエが見えないんじゃないかと思えるレベル
そして、ゴミ箱を押し込めていっぱいになるまで溜めるから
当然袋も破れてゴミ箱の中に液体は溜まるし、
気分を害する話だけど、小さな孵化した後の虫の卵みたいなのがついてたりもする
でも、田舎だから土地がやや広い分、虫が嫌いな私でも、いろんな怖さが半減するのも事実
ハイターを撒いて水洗いして、ブラシで擦って綺麗にできるのもこの環境のおかげ
なぜかゴミ箱から悪臭がしない、こんな状況でもゴキブリが発生しない的な我が家
だから、父には問題ない
父なりの認知症母に対する対策は、家事レベルで見ると要改善案件だけど
そうでなければ、いい対策
あとは気になる人が、綺麗にすればいいだけのこと。
でも、気にならないレベルを維持できてるのは、私のおかげかもしれない
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