認知症母の1泊の在宅介護に向けての準備

半年ぶりの在宅介護

認知症母が徘徊で手が負えなくなって
5月から緊急ショート枠でグループホームに半年入所して
その期限も切れるってことで次の場所を探して受け入れ可能な場所が看多機だった。
でもそこは決まりでいつでもいいから月に1回以上は在宅に帰らなきゃいけない。
（在宅で生活していることが前提だからって説明を受けた）

そして、今回11月23日から24日の一泊二日を母の受け入れ準備として
11月22日に帰省して準備
我が家の実家は雪が降る地域だから
雪道を運転できない私にとっては公共交通機関を利用しての規制になるかもしれない
だから事前に母のための準備品は事前に購入して実家に配送しておいた

認知症母の対策

今回の帰省で準備したもの
認知症母の問題は、徘徊と尿便失禁、食事を食べないこと、そして極度の寒がり

徘徊に関しては、以前より遥かに体力が落ちてるから
そこまで頑張って抜け出す心配はなさそうだったので
・徘徊防止ロックを玄関と窓用に購入
本当は目立たない茶色もあったけど
夜暗くても目の悪い父にも分かるように、あえて銀色のロックを買って玄関に装着
あとは、大きな窓にもいくつか徘徊防止ロックを装着

寒さ対策
電気ヒーターとか灯油のストーブでは火事のリスクが高い
いつ母が間違えてスイッチを押すかも分からない
だから、これは父にお願いして、エアコンをつけてもらうことに
月一回の母の帰省だけど、この部屋に普通にエアコンをつけるのは難しく、
少し大掛かりなエアコンの工事になりました

尿便失禁対策
これは以前の母は外の自分の畑で排便することはあっても
尿便失禁をすることはなかった
でも、時々トイレと間違えて部屋の中で排泄しちゃうらしいのと
超便秘の母は時々便失禁するとの情報が。
今は紙パンツを履いてるけど、最近新たに尿取りパットも追加になったし
だから、ベッドには布製の防水シーツとその上に使い捨ての防水シーツを購入
畳の部屋だから、尿臭がついたり掃除するのも大変だから
ニトリで45センチ×45センチのつなげて洗える床マットを購入
8畳分購入して、ベッドの下以外に敷いたから残りは交換用のストックに。
あとは紙パンツと尿取りパット、使い捨ての手袋に、お尻拭きシートも購入
ちなみにお尻拭きシートは1ヶ月に1回の帰省だから大きなパックを購入しても使い切ることはないから
12枚入りの携帯用のお尻拭きシートを購入
1回の帰省で使い切りくらいにしないと、
次の帰省で開けたら中が乾燥してたってなると嫌なので小さいパック6個入りを購入

以前は荒れ果てて物も散乱してた実家だったけど
母が認知症になって
母がいろんなものを隠したり、母が隠れたりしないように
大掃除してかなりの断捨離をしたから
本当に物のない部屋になったんだけど
つくづく、そうしておいて良かった。
今の母はどうやらものがおいてあるとトイレと勘違いしてその上に排泄することがあるらしいから
物を認識する力が欠如すると難しいよね

そして、寒さ対策にはまだまだあって
ベッドには電気毛布と湯たんぽもいつでも準備できるように完備

想定できるものは全て想定して
母が帰省する前日に掃除しながらセッティング
そして、翌日の昼から母を迎え入れるんだけど
料理とかも含めてできるだけ準備できるように買い出ししたりと大忙し

恐怖の心理

今回少し大袈裟なくらい色々ちゃんと準備した
でも初回ちゃんと対応しとかないと
失敗して後悔とかしたくない。

何がって徘徊と失禁
徘徊はこの寒い季節に見失っては怖いので
普段からエアタグとGPSは装着してるけど
さらに家から出れない対策をしておかないと
こういう時の母は物音立てずに家を飛び出す可能性があるから
同じ部屋で寝る予定だけど念には念を入れて徘徊防止ロックを購入

失禁は汚れた部分を掃除する手間を省きたい
なんなら最悪廃棄してもいいように
大きなマットではなく小さいマットが繋がってるものにして
少しなら洗えるし、どうしようもなかったら最悪捨てられるように準備
そして何より畳に粗相してしまった時に
突発的に「何やってるの！！」とかって母に対して怒りたくなかった
そのためには汚れても大丈夫なようにしておけば
心の余裕も少し変わる。

自分の視野が狭くなると悪循環が起きちゃうのと
何より安心が欲しい私には考え抜いて準備した

なんかねぇ
怖いんだよね
不安というか
昔の妖怪ばぁばが出現するんじゃないかとか
何が起きるか分からないこととか
半年ぶりに母の対応をすることにいろいろ考えてしまった
安全は絶対だし、安心も必要
そういう意味ではすごく心配性なんだろうな

次回は半年ぶりの認知症母の帰省の報告します。
両親が年老いていく姿を目の当たりにするって
なんか辛い
食事も含めて報告します！