認知症母の新しいディサービス トイレの窓から脱走

ちーたむ
ちーたむ

今月から父の介護負担軽減のために月曜のディサービスから土曜日のディサービスへ変更。それに伴い、土曜日やってるディサービスに行った時のお話

土曜日のディサービス

父は平日仕事(自営?)をしてて
基本週末はお休み。
・認知症母の介護で精神的に参ってる
・母がディサービスに慣れてきた
・仕事が休みの週末は、母が拒否するのと、父も高齢ドライバーなので遠出もできないし、何もすることが出来なくて時間を持て余してしまう
・仕事の休みの時に自分(父の)の時間が欲しい
こんな感じで土曜日のディサービスを開始することに。
ちなみに土曜日のディサービスは、母のショートステイの受け入れ施設。
この前、初めてショートステイした時は帰宅願望が強くて大変だったから
ディサービスに行くことで、月1回頼んでる、同じ施設のショートステイの環境に慣れてほしい
そんな思いから6月より開始

初めてディサービスを受ける時は
母には無理なんじゃないかとか色々考えていたけど
大変な日もあるけど、今では4回/週行ってるくらいだし
初めての施設でのディサービスって言っても、私たち家族はそんなに大変なんて思ってなかった

ディサービスの日と休みの日

母には曜日感覚がないから、いつディサービスがあるかは分かってない
「今日は〇〇(施設の名前)の日です」
「今日は〇〇(施設の名前)は休みです」
って紙に書いてあるものが表裏になってて、それを朝、父が示すことで
母は今日はディサービスがあるのか無いのか確かめるようにしてる。
もちろん、そもそもその存在を忘れる日もあれば、数秒ごとに忘れちゃうから何度もその場所に行って確認する日もある。

母にとっての初めての土曜日のディサービス

初めてのディサービスの前日、

私

明日から△のディサービスの日だね。またどんなだったか家族LINEで共有できるといいね。お父さんは昼間ゆっくり過ごせると良いねー

父

明日の朝が勝負かな明日は気長にしないと いつもありがとう

私

いつも通り〇〇行く的な雰囲気でいいと思うよ!

てな感じで、どうだったか連絡が欲しかったのと、初めて土曜日だから間違えないように確認の意味を込めてのLINE。

そして当日・・・・
昼ごろ父から困った電話が・・・・

父

今・・・△から電話があったんだけど・・・・・
母が「聞いてない!!」って怒ってて説得しても座ってもくれなくて・・・・

トイレの窓から逃げ出したらしい・・・・
△からどうしたらいいですかねぇ・・・って相談の電話が来たんだけど・・・

私

え?????お母さん、トイレの窓から出ていっちゃったの???
見つかったの????
△には何て返事したの??????

父

お母さんは見つけて戻ってきたみたいだけど・・・
とりあえず、家族で相談して折り返しますって返事したとこ・・・・
もう・・・どうしたらいいかわからん・・・・

父・・・・かなりメンタルダダ落ち・・・・多分思考がちゃんと回ってない感じ・・・・
とりあえず、父と会話する中で「迎えに行くこと」を提案したけど
会話の中で「病院に行ってて誰も家にいないから対応できない」って施設の方から母に伝えてもらう
みたいな流れになって対応することに

施設への電話が終わったことを伝える電話を受け
とりあえず、施設は「迎えに来なくて大丈夫です。もう少し様子見ます」って答えてくれたみたい。
でも、その後の電話はかなり落ち込んでる父

私

施設が見てくれるっていうんなら、今お父さんがお母さんのこと色々心配しても、気が疲れちゃうだけだし、心配したところで何も変わらないし、悶々としちゃうだけだよ。
溜めておいた録画とかコーヒー飲むとか、気持ちを切り替えるのは難しいけど、何も考えないように努力しよう

父

今日は仕事が残ってるからテレビ見れない
もう・・・自分がずっと見るしかないのかな・・・
(気に入ってるディサービス)〇〇も行かんくなるのかな・・・・
自分の時間で映画とか見れたらって思ってたけどダメかもしれん

私

それは今考えても仕方ないし、来週は来週でディサービス行ってくれるから(忘れちゃうから)大丈夫だよ。来週の土曜日も諦めるんじゃなくて、預けることはしようよ。
慣れてきたら、映画とか行けるよ。
今は、辛いし、色々考えちゃうけど、仕事に集中する努力しよ。コーヒー飲んだり、お菓子食べて。なんとかお母さんのことを考えない努力しよ

ってな感じで、逆効果かも知れないけど
今の父は考えて考えて、悲観して思考の闇に陥るだけだから、辛いけどと共感しつつ、思考の転換をしようって提案してみた
共感とかしてしまうと、どんどん父が闇に落ちてしまう

私では口調がキツくなるから
メンタル担当の私の娘(孫)がたまたま横で話を聞いてて
少ししてから、父に電話をしてくれて、私みたいにキツくならないし、おじいちゃん・おばあちゃん子だから、ただただ共感してくれて、大学夏休みになったら帰るから、どこか行こうね
ってびっくりするくらい優しい声かけをずっとしてくれました
娘に感謝しつつ私もやっぱり少しメンタル落ちちゃう。

その後の報告

1時間後・・・

父

施設に確認したら、今は落ち着いてるから、夕方まで様子みますって教えてもらえたよ。
何かあったら迎えに行きますって言っておいた

って報告が。

父

帰ってきた時怒ってたらどうしよう。。。。

そして、次なる父の不安言動
とりあえず、臨機応変に対応するしかないから
ご飯は準備しておいて、食べれるようにしつつ
母が機嫌がいい場合スーパーに行きたがるからスーパーに行ける準備と
怒って家を出て行ってもGPSで把握できるように、母以外の靴が玄関に無いように・・・
出て行った後、何か食べれるようにバナナはキッチンに置いておいて・・・・
とかって話をした。
それと、自分自身の体力がちゃんとしてないと、動けなくなるからって話をしたら
気苦労で昼食食べて無いことが分かったから
バナナでもなんでもいいから父が食べないと余計にしんどくなることを伝えて
一応理解してもらえてた

母の帰宅

夕方父から家族LINE宛に

父

お母さん午後からはびっくりするくらいニコニコしていたって
今家だけど機嫌がいいよ
色々心配かけてごめん
今からご飯の準備するね
いつもありがとう

ってLINEが来てた

とりあえず火曜日のディサービスは無事に行ってくれることを期待しつつ
土曜日また頑張ってもらうしかない

大変だけどいつも対応してくれる父に感謝と
頑張ってディサービス行ってくれた母に感謝

それにしても、トイレの窓から脱走・・・・
足腰は父や40代の私以上に強くて、体力だけはすごい
(子供の頃から2時間かけて雪も降るような地域で山間から学校に行って、何十年も4つの畑を機械に頼らないで野菜を育ててた)
痩せてて150センチ台の身長の母

どうやって・・・?しかも靴は履いてたのかどうだったのか・・・
ディサービスとかショートステイとかあるからそんなに容易くトイレから逃げれる設備ではないと思うし・・・・
本能的に脱走しなくてはと考えたらすごい能力を発揮するんだと思ってしまった


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