母の認知症はコロナ禍で起きて、マスクの着用だけは習慣として身についたのに、入れ歯をつける習慣はなくなったしまった。もはや入れ歯は諦めるしかないのかもしれない。
認知症母のコロナ対策
母の認知症はコロナの流行に伴い
外出への怖さや、人間関係が薄くなって
鬱になったのか?が始まりだった
田舎に住んでるから、噂がすぐに広まる地域
噂に対して敏感になったし
元看護師の母は過剰なまでに反応した
少し緩和された頃、実家に帰省できるようになってびっくりしたのは
異常なまでのマスクの量
不安だから予備もいくつかポケットや鞄に入れて
常にマスクを手放さない生活
勿体無いから洗って干してて、新品のマスクやら使用済みの洗ったマスクやら散乱してた
母はこの認知症との境目の時に
絶対にマスクをつける習慣が身についた
マスク装着の恩恵と弊害
マスク装着しての母にとっての恩恵と弊害
それは、身だしなみに手を抜くようになったこと
元々母は化粧はあんまりしないし、口紅もつけないから
手を抜くようになったのは、
今まで身だしなみという意味でもつけてた入れ歯の装着
これが認知症との境目の時期に失われた習慣
笑うと上の歯が半分ないから明かにおかしいんだけど
いつもマスクをつけてたから全然気づかなかった
そして、入れ歯がなくても一応半分の歯は残ってるから食べれるといえば食べれてる
だから、入れ歯をいつしかつけなくなってしまった
ある意味、認知症で入れ歯をなくすとかそんな不安が無いし、
マスクを今でも外出時だけでなく家でも基本してる母だから
歯が無くておかしいってことに気付きにくいけど
やっぱり歯が半分ない母の笑顔は少し違和感を感じてしまう
(実際はどこがどれだけ歯がないか分からない)
今となっては戻せない習慣
マスクのおかげで周囲に気づかれにくいけど
やっぱり入れ歯をつけて見た目にもしっかりしてる母であって欲しい
食べ物だって、入れ歯のせいじゃないかもしれないけど
刺身とか噛みきれないものを残すようになったし
でも残したことを忘れてまた食べての繰り返しだったりするけど
こればっかりはもうどうしようもできない習慣になってしまった
入れ歯を毎日取ったり外したりできないし
いつでもどこでも外して無くしてしまうリスクを考えると
時々しか帰らない娘が言ったところで習慣にもならないし
父が毎日そこまで管理するのは大変なこと
入れ歯をつけて欲しいけど、この習慣だけは諦めるしかない
コロナ禍で認知症になって
マスクを着用する習慣は今でも忘れないのに
入れ歯をつける習慣は無くなってしまった
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