
認知症母が家にいた時は、あまり食べない母が少しでも食べてくれるようにしてた。母がショートステイに入ったままになって、父だけの実家で作る食事は色々また違ってくる。
認知症母がいた頃の食事
認知症母は歯が少なく(入れ歯の管理ができないからそのまま)
舌触りなのか、固形物がダメなのか
食べるものも限られるし、
食べても少ないし、
そして口から出してしまうことも多々ある。
幸い栄養補助食品の飲み物は飲んでくれるからいいけど、
実家に帰省するたびに、冷凍庫にいっぱいに
煮豆やカボチャ、さつまいも・・・とにかく甘くて柔らかそうなものを大量に作り置きしてた。
大量って言っても、一回の量は少ないから鍋いっぱいに作って5回分くらいに小分けする感じ。
なんせ、父は魚とか焼けても
煮物は作れないし
惣菜も限られてくる
だから、とにかく母が食べれるようなものを大量に作ってた。
そして、お米に関しては
母はご飯一杯なんて食べれないし、食べない時もあったし
週5日はディサービスでお昼は家にいないから
父がお昼とかに温めればだべれるように
炊き込みご飯とか、赤飯とか、焼き魚を混ぜ込んだものとか
50個くらい作り置きしてた。
その時の帰省は
時間があるかぎりおかずやご飯を炊いていた印象だった。
父だけの実家
そして、5月から母は在宅で見るのが難しくなって
緊急ショート枠で入所しっぱなしになって
11月にはその緊急ショート枠の期限も切れて
今は看多機のショートステイ枠で入所してる。(看多機だと月1回以上実家に帰らなきゃいけない)
今は父だけの一人暮らし
幸い、魚を焼くとかはするし
お味噌汁も食べたい派だから作って食べてる
最近ではカット野菜を半分はサラダに半分はお味噌汁の具としてやってるそう。
確かにカット野菜一袋一人で食べるにはしんどいから
父なりの工夫なんだと思う。
一人になってもなんとか3食食べてるみたいだし
だから、母がいた時のようにたくさん作る必要も無くなった。
父への作り置きの変化
ここ最近の帰省では
普段父が好物だけど作ったり買ったりしないものをメインに作って
ほぼ作り置きはしなくなった。
だから、帰省の時は色々煮物を作ったりするけど
大量に作らずに済んでいるのが大きな変化
帰省した翌日分くらいまでおかずが残る計算で色々作っては自分の家に戻るようになった。
そして、作り置きが減った分
さりげなく
切り餅、レトルトカレー、少し日持ちする漬物とかをさりげなくおいていく。
やっぱりねぇ
作り置きはしなくて良くなって
お味噌汁とか作る父だけど
ちょっとご飯作るの面倒くさいなって時にあると良さそうなものをいくつか購入
なんて言っても3食作るのはしんどい時だってある。
冷凍庫は作り置きのストックは無くなって
父の好きな水餃子(味噌汁に入れて食べるらしい)
冷凍うどん(お味噌汁に入れて食べる)
とかをこっそり補充しておくようになった。
介護も形もどんどん変わっていく
なんだか
まさか父が独居(母の住民票は実家だけど)になるとは思わなかったなぁ
そして、以前はとにかく母が食べれるもと父の負担軽減のために必死にご飯作ってたけど
今はとっても寂しい実家になってしまった。
でもでも
看多機に入所中の母は月に1回は帰省しなきゃいけない
その日がやってくる。
半年ぶりの母の帰省
前日に帰省して、徘徊対策と尿便失禁対策をして
ペーストに近い食事も作りつつ母を受け入れる準備をしなくては。
なんだかんだ言って
介護が変化してる
毎回初めてのことが多い
母の帰省どうなるかな
次回は母の既成の準備についてご報告します。

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