認知症母と老老介護父のための年末年始の料理

今回の食事のテーマ

今回のミッション
★とにかく食事摂取量がかなり減った母が少しでも食べてもらうこと
★普段慣れない料理を頑張ってる父が休めるように美味しい料理を作ること
★普段私と一緒に住んでない孫娘（私の娘）の大好物を作ること
★家の余った食材を使い切ること
上記が達成できるように頑張りました
そして悪の物価高！！なるべくコストを抑えつつ、正月らしい料理も作ってきましたー

12月28日夕から12月29日のお昼

帰省した日の夜ご飯
余ってる白菜を使ってゆず風味のミルフィーユ鍋
締めの雑炊は最後ではなく、先に作って母が食べれるように提供
帰省日なので煮物は辞めて大根と人参のゆず風味なます（ゆずが大量にあった）
母の好きなポテトサラダ
娘が最近ハマってる、（孫）娘手作りだし巻き玉子
母が食べそうだったから、スーパーで買った正月用のピンクの豆

もう我が家では鍋の締めなんて無いから、白米でもよかったんだけど
帰省日は大抵炊飯器に朝炊いたご飯がそのまま入って干からびてるから雑炊にしました。
母は卵焼き1個とピンクの豆とポテトサラダを食べたことを確認。
ポテトサラダは、母専用のレシピにしていて、舌触りの悪いキュウリとかは入れず、ハムなどは添加物だから入れず、シンプルにチーズとじゃがいもと少し水分を含ませるために玉ねぎも一緒に煮て作りました。

この日はお昼ご飯までは、母も私も旅館に行く予定だったから（結局母の不機嫌で私と母はお留守番）
新しく作ったものはなく、ぜんざいを主食にお味噌汁、冷凍作り置きで作ったおかずのあまりを食べました。（ぜんざいが主食なんて、実家だからできること。）

12月29日〜12月30日お昼までの食事

この期間は、父と孫娘が旅館に市内に住む孫娘2人を連れて行ってしまった日の食事

この日は元々私と母の2人の食事だったので、冷凍作り置きで作った金時豆と大根の煮物とさつまいもの煮物、あとはスーパーで、母が食べてくれるであろうカボチャのサラダを購入
妹が差し入れにスーパーで玉子焼きと母が食べやすいように海苔ではなくとろろ昆布の納豆巻きを購入
母は玉子焼き1個と金時豆、大根の煮物、さつまいもの煮物、カボチャサラダを少々食べてくれました

そして、翌日のお昼まで母と私に2人っきりの日
この日は母は午前中少し不穏でソワソワ。
急いで作れるもので、たまたま前日のお昼のぜんざいが1杯分余って捨てようとしたのを、孫娘が勿体無いって残してたのがあったので、それを温めて、急いでお餅を焼いて入れました。
おかずは冷凍作り置きで作っておいたものと、なますは前日の余り物
母用のぜんざいは右側で、見た目美味しそうに見えないんだけど
これは焼いた餅を調理鋏で細かくカットして、母が食べやすいように工夫
こうすると、喉に餅を詰まらせる心配も減って、母もいくつか食べてくれました

12月3０日夕から12月31日夕まで

父も孫娘も旅館から帰ってきたから、再び豪華に
帰省した日に父が年末だから牛肉が食べたいって言ってたんだけど
私も孫娘も鶏肉や豚肉の方が好き。ステーキとか焼き肉はあんまり好きじゃ無いからすき焼きに
そして、孫娘が大好物の天ぷら饅頭も揚げました
あとは黒豆を煮たから、一部は水で戻して黒豆ご飯を作りました！！
母はそれぞれを少しずつと黒豆ご飯とお味噌汁を頑張って食べてくれました。

この日のお昼は何かと午前中忙し買ったので、かなりの手抜き料理
大根の浅漬けはいつ買ったかも分からないけど残ってたので全てさらに盛って出して、ほうれん草の胡麻和えも余った食材の使いきり。
そして、前日のすき焼きで使った割下のあまりを使い切るために豚丼にして、一食分は冷凍して作り置きにして、残りをみんなで食べました
母は意外に豚丼が味が濃かったからか結構食べてくれました！

そして、年末最後の食事は鰤の塩焼きと年越しそば
あとは、前回くらいから母がはんぺんやかまぼこ、角麩の煮物を食べてくれるので大量に作って出しました。
焼き魚は父が殆ど食べたけど（2人で1個）、蕎麦とはんぺんとお味噌汁、と冷凍作り置き用に作った黒豆の残りを少々食べてくれました。

1月1日のご飯

この日は妹の娘（孫娘）が伊達巻と立つくりを作ってくれてたので
午前中はお寺参りと親戚の家のお仏壇に参りに行って忙しかったので簡単に
お赤飯の素でご飯を炊いて
家に残ってた素麺2束があって、この日の朝ごはんはお雑煮を作ったので、余った食材の使い切りのために煮麺を作ったら、母少しは食べてくれました。

夜ご飯は・・・
年末私は忙しくって父と母でスーパーに行ってきたんだけど
焼くための鰤のカマ2切れと、煮魚用に鰤の切り身5切れ買ってきてた・・・・
年末にカマは2人で1個で食べて、ぶり5切れ・・・・
はて？父は一体どうやって調理して欲しかったのか・・・・値段が高いから、4人分なくても3切れ買ってくれれば、私と母で分けるのに・・・・
というわけで、人数分ぶりの煮付けを作ったけど、母は殆ど食べずでした。
伊達巻と、はんぺんの煮物、味玉半分、カボチャサラダを少々食べてくれました。

1月2日〜最終日のご飯

この日のお昼は、父と孫娘は家族の食事会で外食
私と母と2人ご飯。
過去のブログで書いたけど、クリームの乗ったプリンを半分ずつして、余り物で食事
母と2人だと、食べる量が少ないから、あまり作らなくなっちゃう
写真は撮り忘れたけど、プリン半分を平らげて、他のおかずは少々食べたくらいでした。

夕ご飯は、娘（孫娘）リクエストのコロッケ
これは父も滅多に食べれないから喜んでくれます。
あとは娘特製だし巻きたまご（2回目）
そして、父の謎の買い方によって鰤の切り身が余ってたからぶり大根（味しみしみ！！）など
ご飯はこの日も無印良品の炊き込みご飯（うまい！！）で、残りは冷凍へ。
母は大根2本と玉子焼き1切れ、里芋の煮物とかさつまいもの煮物を少々食べてくれました

あとは、冷凍作り置きご飯のための炊き込みご飯（今回は無印良品で購入）やっぱり無印は美味しい！！
そして、娘の大好物の天ぷら饅頭（2回目）コロッケの残り！！
カボチャサラダ（家に帰る日なので大量に作った！！）
じゃがいもの煮っ転がし（家に帰る日なので大量に作った！！←冷凍に向かない）
はんぺんなどの煮物
さつまいもの煮物　　など
この日は私と娘（孫娘）が家に帰ってしまう日だから、その後しばらく父がご飯作りに困らないようにおかずを大量に作ってきました。
そして、最後に孫娘特製だし巻き玉子（3回目）を夕ご飯に食べれるように（母に食べてもらいたい）作って帰路につきました

母のための料理

父はなんでも食べてくれるので
普段父が作れないもの、惣菜で買わないもの、栄養があるものをメインに作って、ほぼ平らげてくれるから心配ないんだけど

問題は、母
本当に食事摂取量が減ってしまった
私の食事の時の役割は、無意識に母を監視していて、母が何をどれだけ食べてるか常にチェックしてしまってた。
そして、ことあるごとに理由をつけておかずを母のお皿に乗せて一口でも食べてもらう。
幸いすぐに忘れるから、「これ作ってみたから味見してほしい」とかを何度も言っては皿に乗せて、母は優しいから味見を頑張ってしてくれるから、食べてくれる・・・みたいな流れ（食べれない時もあるけど）
でも、12月31日はびっくりするくらい機嫌も良くて豚丼とかも小盛りだけど結構食べてくれたりしてたから、食べる姿に期待してしまう。
でも、大抵は玉子焼き1個食べ切る姿を見て安心する・・・とかそんな風だった

普段は父と2人きり
冷凍作り置きは頑張って作れるだけ作ったけど・・・
なるべく母が好きなものを作ってきたけど・・・・・
食べてくれるかなぁ・・・・
少し食事摂取量問題も露呈してきた今日この頃