
認知症母の徘徊・・・・あるよね、仕方ないよね・・・・・
どうしたらいいんだろうね
認知症母の徘徊の歴史
母が認知症になってから、数時間家を出て帰ってこないことがあった
探したり、追いかけると逃げ出して迷子になっちゃうから、家で待機するしかなくって、
それでも数時間したら帰ってきてたのは昔の話。
母が警察に保護されるような徘徊は、去年の12月に2回あった
(過去ブログ徘徊と迷子 認知症母、警察に保護される
認知症母の2度目の徘徊 ディサービスの職員さんに偶然保護される )
まだ、数えれるだけいいのか悪いのか・・・・
雪が積もる実家だから余計に心配だけど
今回、3度目の徘徊でも警察のお世話になりました
我が家の徘徊対策
そして、我が家の徘徊対策
①iTSUMO3のGPS(靴の甲)
介護保険適応で少し時間がかかるけどリアルタイムの位置情報がわかるのと、基本は10分前の位置情報が分かる。ただし充電が必要(我が家は寒冷地だからか3日に1回くらい)
②エアタグ(靴の甲)
iPhoneで位置情報をチェック。見るタイミングによって数十分前とか数時間前だったりする。リアルタイムの時もあればそうじゃない時もあるデメリットはあるけど、電池式で大体1年交換しなくていいから充電器れの心配とかは少ない。
③エアタグ(父のブーツ)
間違って父の靴を履いて出て行っても万が一位置情報が検索できるように父のブーツにも装着。
過去には父の靴のAirTagが役に立った日で役に立った実績のエアタグ
④服の名前シール
ちょっと小さいけど母の服の全てに上着は左下、ズボンは左上に付けてる。
シールの種類によって、住んでる市+母の名前、父の携帯+母の名前がついてるアイロン転写式のシールで名前を付けてる
⑤見守りシート(コートの背中)
これは、市に登録?すると配布されるシールで、アイロン転写シールもあるみたいなんだけど
この時はラミネートされたシートしかもらえなくって
母のコートの背中に付けてる。(下の写真の赤丸)

母は上着を着たままでも寝ちゃうし、横向いて寝るタイプだから
父からは肩につけるように言われたけど、ラミネートだから痛くない場所を選択して
ラミネートに穴を開けて背中の部分に縫い付けてる。
今回の徘徊
そして今回の徘徊
朝方4時半より前に母は徘徊に行ったみたい
そして、徒歩で15分くらいの駅の近くで新聞配達の人がウロウロしてる母を不審に思って
背中に徘徊の見守りシートがあったのを発見してくれて、警察に電話してくれました。
父は寝てて、母が徘徊したなんて気づかないし、
明け方、突然警察からの電話でびっくりして、母を車で迎えに行ったみたい
雪が凍結してる道だし、母がいつも行かない方面だったけど
幸い駅方面の方に行ってくれたおかげで、人通りもあって見つかって本当に良かった・・・
母の徘徊の原因の推測
そして、このブログをずっと読んでる人は何度か触れてるけど
母は眠前の薬が飲めない日が結構怪しい。
私が帰省した日も2時間おきに起きてきたり(遠距離介護の帰省 認知症母、夜間2時間ごとに家を出る)
正月の時は、夜中なのに朝かと思って起きてきたり(認知症母、夜中に家を出る理由がなんとなく判明)
母が夜におかしい時って、眠前の薬が飲めなくって起きてくることが多い
眠前の薬には認知症の薬と睡眠薬が入ってるから、この薬が飲めると朝まで起きないことも多いんだけど、この3度目の徘徊の時も眠前薬が飲めなかった
この日は機嫌が悪いわけじゃなかったんだけど、ディサービスでひどく疲れちゃって、寝ちゃったみたい。
父には、なるべく眠前薬が飲めるように話をしたけど・・・・・・・
「嫌われる勇気」の本の中で諺が出てくるんだけど
「ロバを水辺に連れて行けても、水を飲ませることはできない」
母の眠前薬はまさしくこれで、飲ませる努力はさんざんしても、飲ませることは本人意思が伴わないと無理な話。
大抵は飲ませられるんだけど、
不機嫌の時や疲労困憊の時、「無」の時は飲ませることが本当にできない
そして、今の所、全てが帰ってこれたから良かった話
いつ、帰ってこれなくなる日が来るか分からない
そして、私の力は小さいけど
少しでも他の認知症の介護で悩む家族の方に
我が家の対策を知ってもらって、少しでも何かの力になればと思ってしまう。
コメント
積雪地域の冬の朝4時半。
寒いし暗い。
ちーたむさんのお母さまとうちの母が被って切なくなります。
どーすればいいんでしょね。
(ちーたむさんの所はやるべきことはやっていらっしゃると思います)
見守りシート、
???って感じでしたが、
役に立つんですね!
氷点下の地域で雪と氷で歩きにくい夜道に彷徨ってしまってました
こういう時って寒さの感覚も鈍くなるのもあるし、
本当どうすればいいものか・・・です。
そして、見守りシート
徘徊じゃない時は、晒し者みたいで嫌だったのに、
今回は一番役に立ちました。
あれがなかったら、簡単な受け答え『大丈夫です」「家に帰れます」って言っちゃうから
延々に彷徨ってたかもしれないです。(住所は言えないし・・・)