老老介護 介護サービスの期待と満足 高いととるか安いととるか

ちーたむ
ちーたむ

昨年度から色々な介護サービスを受けて思うこと。

介護認定

認知症になった母に対し、2年前かその前くらいに介護認定を受けて要介護2の判定だった
でも、その時は介護サービスの利用とかよくわからず
母の嫉妬妄想のため男性のケアマネさんがいたけど
よくわからないまま過ぎてしまってた
そして、その時は要介護2だったけど
父が老老介護の中で必死に対応してたり
私の娘が1年間一緒に暮らしてたし、父も大きな病気に罹ることもなかったから精神面はえぐられるほど辛かったけど、生活はなんとかしてたから困らなかった。
それに、娘達の中で、ディサービスとかショートステイ利用したいけど
母の性格じゃぁ無理だよねーって思い込みがあった。

そして、介護認定更新を父が忘れたのと
何か知らせみたいなものを母が隠してしまってた?のもあって
更新をしないまま終わってしまった。
今思うとケアマネさんはどのように父と関わってたんだろう??

昨年父が色々病気して県外の大学病院に入院が必要になったりで
介護サービスを受けたいと思って初めて更新が切れてることを知って、再度介護認定受けて
その時は嫉妬妄想もほとんどなかったから女性のケアマネさんになった。
介護認定は父1人で市役所の人と対応して
父が頑張って良いところを見せようとして
母は要介護1の判定だった。
今はその範囲内でディサービス(4回/週)とショートステイ(1回/月)GPS(月額)を受けてる

ディサービスやショートステイの期待

とにかく父の偏見が激しくてディサービスは姥捨山だって言ってて
市の認知症相談に姉と行った時も、断片的な施設の様子を見て「姥捨山だ」って言ってた。
でも父には老健やディサービスやショートステイの意味や違いは全然分からなくって
ケアマネさんが色々教えてくれて、母が利用して初めて徐々に色々分かるようになってきた。

サービスを受けるのなら、良いサービスを受けてほしい
ほったらかしの所には行かせたくない

それが父の思い。

サービスの値段

ここからは私の私見

こういった介護サービスの値段ってなんだろう?と。
一般的にはホテルが分かりやすいけど
最高のサービスを受ける値段もあれば、
最低限のサービスを受ける値段もある。

介護保険の各介護度の限度額範囲内で使えるサービス
これに関してのサービスの質。
色々良いサービスを提供してほしいと思うけど
そもそものサービスの値段ってすごくギリギリの所でやってるなら
素晴らしいサービスの期待はできなくて
最低限のサービスを求めるものなのではないかとも思う
そして、家族の立場だと常に何かしてて欲しいとかって思いがちだけど
当の利用する本人にしては、何もしないでいる時間が必要だったりもするんじゃないかと思ってしまう
おもてなし文化の中でおもてなしが当たり前になってしまった
同じ値段でより良いサービスが受けれることがあることを知ってしまった
相手の良かれと思ってやってくれてることが、受ける側が当然になってしまった
テレビで見る介護サービスの断片が、常に提供されていると思って期待してしまう

まだまだ知らなきゃいけない情報があるのに
今、自分が持ってる情報が全てだと思ってしまうから
その情報の範囲内の中でしか、世界を見ることができない

欲を言えば良いサービスを受けたい
できるなら安く済むに越したことはない
この矛盾の中で
介護サービスの質ってなんだろうと思ってしまう
どこまでが標準的なサービスなんだろう
どこまでが各施設の個別に特化したサービスなんだろう

私は遠距離だから時々実家に帰る程度だけど
母がサービスを利用していない時間は全て大なり小なり父は母を気にかけたりしてる
当然だけど無償の介護。そして休憩時間とか仕事みたいに終わりは無い
その部分を軽減するために、お金を払って母を見てもらってる
このサービスがなかったら、きっと父は母と共倒れになってたと思う
いや、去年の夏は父が限界だった。

だから思う
もっと早くに情報を持ってたり踏み込んでれば良かった
色々な偏見があったのと、母を理解しているつもりで何もしなかったし
父が大変な思いをしてたってのもよく理解していなかった。

何が言いたいって
情報を得るってすごく大事だし
活用してみるって大事だと思った。
知りもしないで知ったつもりになってサービスの質ばかり期待してたし、
経験して初めて偏見だった自分に気づく
ディサービスは無理だろうと思って今は週4回通ってるし
ショートステイはまだ1回しか経験無いけど、今後月1回は入れていくし
やってみて介護サービスに満足している部分がすごくある

介護サービスの質について
質もそうだけど、時間の質が確実に上がった
介護サービスの質って難しいけど、本人と家族の時間における質は確実に良いと思う
本人は家でぼーっとすることや時間を持て余したりせず、誰か他人との社会の中で時間を費やし
父は母がいない間に休息して、仕事して、母を気にかけない時間の質が確保できた
母にかける時間を介護サービスのお金で買って、自分にかける時間を作る
そんなんだと我が家を見て思った

これから2回目のショートステイが始まるし
介護認定更新審査の結果で介護度も変わるかもしれないし
進行形で色々発信しつつ、色々考えていきたいと思う
そんな私見

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