12月31日の認知症母は、びっくりするくらいご機嫌だった。こんな日がずっと続いてほしいって期待しちゃう一日だった。
12月31日 終わりよければ全て良し!
前日は不穏の薬を飲ませるくらい、ディサービスが無いことと、何していいか分からない不安で不穏症状になりかけてた。
そして、夜もまぁまぁ大変だった。
私は前日の母の対応による精神的な疲れと、ちょっと風邪気味になっちゃって、身体がしんどかった。
それに反して、母は朝からご機嫌
そして、前日のことが尾を引いてるから、機嫌が良いのは嬉しいはずなのに、気持ちがついていけてないのも事実。
母は朝ごはんを食べて、残りの時間はPCで百恵ちゃんの動画を見せて、お菓子食べながら談笑してた。
そして、11時少し前、父が母と私と孫娘(私の娘)で少し遠くのスーパーに買い物行きたいって、言い出したけど、お昼の準備もしないといけないし、前日の疲れと体調不良で、結果的に父と母の2人で買い物に行ってもらうことに
そして、スーパーからの帰宅後も機嫌はすごく良くって
びっくりするくらい、食事も食べて、
テレビとか、私の誰も笑わないような冗談に笑ったりで
ここ最近で1番の可愛らしい認知症母に。
なんだか、この1年のいろんな苦労が今日一日で全て水に流せたような
そんな1日になりました
根拠のない期待
そして、12月31日っていう特別な日に母の機嫌が最高に良かったことが
何だか1月1日まで、母の機嫌は良くなるんじゃないかっていう期待がすごく高まってしまった。
認知症母の介護をする中で
期待は禁物
そんなことわかってるし
年末だから機嫌がよかったんじゃない
たまたま年末最後の日が、たまたま母が絶好調に機嫌がよかっただけ
なのに、一年が報われた気になってしまうし
1月1日も年の始まりだから、機嫌が良くなるんじゃないかと
根拠の無い期待がやってくる。
こんな欲が無くなれば良いのに
そしたら、もっと楽に生きられるかもしれない
欲があるから、疲れちゃうし、ダメだった時の精神的な負担も強くなっちゃう
ましてや1月1日があんまり良くないと、それだけで1年が悪くなっちゃうんじゃ無いかって思ってしまう。
なんだかんだ言って、報われた日
欲が無くなればいいと思いつつ
ここ最近、一度も見せたことのないような笑顔になって
そんな瞬間をたまたま孫娘が写真に撮ることができて
家族LINEで共有して、みんなが幸せになれた日だったような気がする。
ちなみに父は、3人の孫娘との旅行での笑顔が、
目に曇りも無く、良い笑顔だったし
2024年最後の年末は両親の素敵な笑顔を見ることができて、写真で残すこともできた
だからって、精神的な疲れが消えてはいないけど
本当に、本当に良い1日だった
こんな平凡なささやかな1日だったのに
認知症の母がすこぶる機嫌が良いだけで、こんなに素敵な1日になるなんて
本当にありがたい一日だった
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